楢山節考
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(61件)
- fun********
5.0点
生まれて食い、性を愉しみ、老いて、死んでゆく。 ぎりぎりに生きる人間の根本を映し出す強烈な作品。 さて、現代はどうか。 生きるだけなら容易く生きれられ、いやむしろ贅沢で、だがもう基準をそれ以下には戻せず、なんなら新しい生命ですら己の人生の足枷で、ただただ自分の生活を守りたくなる。 あまりに高い生活レベルを。 人間は成長した。経済を成長させ続けた。 そして便利でぬるま湯のような生活を手に入れた。 もう、ぬるま湯からは出られない。 自分の命のみが大切だ。 新しい生命が生まれなければ滅ぶという当たり前のことよりも、自分の命の価値が上回ってしまった。 その先は行き止まりだが、安心したらいい。 己を山に連れて行く命も現れない。
- たーちゃん
4.0点
ネタバレ楢山参り
このレビューにはネタバレが含まれています。 - エル・オレンス
5.0点
ネタバレ今観てもこんなに衝撃受けるのに
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yos********
2.0点
配役、演出、映像どれも素晴らしいのに どこか嫌悪感のある作品であった。 それはきっと生物の単純な生と死 生きるための捕食と子孫を残すための生殖活動 その映像とは対照的に人間の恥部を晒すような 生きるための口減しと欲求のための性行為 同調圧力による断罪 そこに不快感が拭えなかった。 なのでこまかな評価は高評価とし総合で☆2つとした。 しかしきっと、確かにこのような時代にこのような習慣はあり 収穫がなければ生きるために親をも捨てるというのは 親としても子としてもある意味受け入れて生きていたのだろう。 さも当然のように物語が進むので現代人には戸惑いもあるが 生まれた時からこういう社会で暮らし こういう習慣であれば何ら疑う余地もない。 親を捨てるための道のりは それまで親と過ごしてきた長い道のりであり 帰りは、また親をおんぶして帰るなんてことは とてもできないほどの過酷な道のり。 覚悟がなければ行けない道のりだと感じた。 悲しいとかかわいそうとか、そういう感情で観る作品ではない。 ただ「昔はこういうことがあったらしいよ」という現実として 客観的に鑑賞する作品なのだろう。
- ペイペイ
5.0点
これは超面白映画です
スタッフ・キャスト
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受賞歴
カンヌ国際映画祭第36回