ザブングル グラフィティ
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- par********
4.0点
ザブングルの総集編。 全50話を90分弱ということで楽屋落ちを盛り込みまくった開き直りのような構成をとっている。前半の2クールはわずか20分弱ほどでまとめられ、物語の後半をメインにスポットライトを当てているのは英断か。私はちょうど2クールの終わりで視聴をやめてしまったので、丁度良かったかもしれない。物語の前半部分だけをまとめた総集編はあっても、その逆は珍しいかも。 完全初見の人にとってはなんじゃこりゃな映画かもしれないが、ザブングルのノリを知ってるとけっこう楽しい。特にセル塗り途中の動画を流して「これが動撮だ! 間に合わないとこうなっちゃう」なんて開き直りのようなカットはすばらしい! かのシン・エヴァンゲリオンに先駆けること約40年である。富野由悠季の先見の明が光る。
- rat********
3.0点
アニオタってほどではないですが、昔から好きで色々見てました。 そんななかで、日本サンライズの存在は大きいです。 「無敵超人ザンボット3」(今でも大好きな作品で、CG全盛の今、実写化してもらえないかなと密かに期待してます)から始まり、「無敵鋼人ダイターン3」(これも大好きで最高のエンターテイメントだと思ってます)、まぁ、実質的にサンライズの名を轟かせたのはその次の「機動戦記ガンダム」からだと思いますが。 映画化作品も多いですよね。「ガンダム」「イデオン」とか。 そんなところへ持ってきてこの「ザブングル」の映画化です。 テレビシリーズも見てたんですが、内容はあんまり覚えてないかな。ふざけた作品だって印象が強いんですけど。 公開当時も劇場へ足を運びました。たしか「ドキュメント太陽の牙ダグラム」と同時上映だったような・・・ とは言え、1年間のテレビシリーズを90分にまとめるなんて、土台無理だと思いながらの鑑賞でした。そして、予想どおり・・・ガッカリした想いがあります。 何十年ぶりかで見た本作品。やっぱり、映画としてはどうなんでしょう?ストーリーを度外視した名場面集ですね。初見の人にはワケわからんでしょう。 まぁ、楽しさだけは伝わるかな?って感じ。 これ以降、〇〇グラフィティって作品は出てないですよね。やっぱり名場面集を映画にして金取ろうなんてのは、とんでもない話でしょう。ファンの想いを大事にしてほしいですね。 懐かしい主題歌は最高です。当時の記憶が甦る想いでした。
- カーティス
2.0点
テレビアニメ『戦闘メカザブングル』全50話をたったの1時間半弱にまとめた総集編映画。 普通に考えたら、50話分のストーリーを1本の映画に破綻せずにまとめるというのはかなり無理な話。有名なガンダムですら3作かけてようやくまとまったわけですから。 というわけで本作はかなり開き直っており、楽屋落ちを使ってテレビ版を茶化した内容となっています。色が塗られてないシーンを映して「これが動撮だ!」なんてテロップが入ったり、頻繁にアイキャッチが入ってCM代わりに名場面集が挿入されたりとやりたい放題。場面場面がぶつ切りなので1本の映画として楽しめるとはお世辞にも言い難い出来で、ファンでも唖然とすること間違いなし。間違っても初見の方は見てはいけない! 開き直って楽屋落ちというやり方自体は良いと思う(テレビ版からしてメタネタが多い作品でしたからね)のですが、作りが雑だと感じます。シーンによって髪が伸びたり縮んだりするキャラクターや、コロコロと変わる背景といった、雑なカット繋ぎが目につきます。はっきりいって手抜き仕事で、楽屋落ちだからと許す気には自分はなれないです。 ビデオが高価だったころはこんな出来でも価値があったのでしょうが…。 MIOが歌うエンディング曲は良かったです。
- est********
5.0点
今で言う「ファンサービス」の上での楽屋落ち。昔のアニメは1年間の長丁場。かのファーストガンダム(って、今の人は言うんだよね)ですら、3部作にして削ったエピソードは数知れず。でも、世間はアニメブームで富野監督も苦労したんですよ。でも、彼の作品でも屈指の明るさを持つこの作品を、さらに明るく終わらせてくれたことに感謝してます。リアルタイムに映画館で観た者として!
- d_h********
5.0点
ネタバレまあいいじゃないか。
このレビューにはネタバレが含まれています。
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