ここから本文です

アルファヴィル (1965)

ALPHAVILLE/ALPHAVILLE, UNE ETRANGE AVENTURE DE LEMMY CAUTION

監督
ジャン=リュック・ゴダール
  • みたいムービー 56
  • みたログ 305

3.65 / 評価:57件

論理と人間、そしてハンフリー・ボガート

  • 文字読み さん
  • 2015年4月15日 0時05分
  • 閲覧数 813
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1965年。ジャン=リュック・ゴダール監督。アメリカの諜報員(らしき)主人公は人間が「論理」に従う都市「α都市」にやってくる。同僚の諜報員を探しだし、都市を建設した科学者に会って都市の中枢にある機械を破壊することが目的。常識が通用しない都市の中で妨害に会うが、博士の娘と出会って、、、という話。

時々、E=MC²のネオンサインが光る。アルファヴィルでは物理法則によって人間の行動が計算され、予測され、制約されており、感情を抱くことは許されない。一見、論理と人間性が天秤にかけられ、人間性を守ろうというメッセージにも見える。

しかし、そこはゴダール監督。主人公は「人間性」とはほど遠く、過去の映画、特にハードボイルド映画やフィルムノワールの引用でできている。「勝手にしやがれ」でも見られたボガートのしぐさ、円を描く人物たち。人間的な感情を守ろうとして戦っている主人公自身に、人間的な感情があるように見えない。ディストピア批判の啓蒙的SF映画でありながら、同時に、映画への自己批判映画。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ