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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 (1983)

監督
山田洋次
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4.04 / 評価:112件

ほし いつつ

男はつらいよ 映画版32作目

ここ数回芸能人のプロモーション的スピンオフ作品の傾向が高まった感じが否めなかったが今回は脚本構成が素晴らしい。

スピンオフ的物語は流れにて仕方がないが、今までは寅さんは関係ないだろうという物語を詰め込んだ感が高く、今作は数個のエピソードに寅さんがうまく絡み合っていて物語を壊さない。
マドンナの魅力をうまく表現。丁寧に表現しているため、寅さんのひとめぼれも生きている。あったとたんにひとめぼれという唐突さが多いなかで、観ている方も惚れるのがわかる。
 寅さんへの恋心があるのかないのかじらす演出。色気とさわやかさが同居するマドンナの魅力満載。

 マドンナの竹下景子さんはこのあと別人役で計三回出演。お気に入りになるのがわかりますね。リリーさんとは違う魅力ある。

 ラストのとらやを訪れたマドンナと寅さんのやりとりは、手に汗にぎる期待感と応援と切なさとじれったさと。
 寅さんの「お粗末だったね」
 涙でます。切ないです。

 いつもは寅さんなにやってるんだよーと突っ込みたくなるのが多いが、今回の純情照れ屋の寅さんのふるまいは、涙しかありません。

 ただ、寅さんは「お坊さんにはなれないから結婚できない」と源公に話してたように、マドンナの告白があっても断るしかないと決めていたのかも、と考えるとさらに切ない。

 いい物語でした。この回は好きだなぁ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • 切ない
  • コミカル
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