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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

みうみう

5.0

ネタバレ終わらない青春の鏡地獄。

押井守が、『自分のやりたい映画』をうる星やつらで実現した映画。 押井守のうる星やつら最高傑作。 「衣食住を保証されたサバイバル」をはじめとするワードセンス、 「私の名前はメガネ・・・」に始まる名長広舌、 (本人ブログによれば、ここは伊藤氏が脚本を書いたそうな) うる星やつらの面々と、いつもとはちょっと毛色の違う不可思議な展開の見事な融合。 やっぱりね、アニメうる星やつらは押井守と伊藤和典の脚本ですよ。 見終わってから冒頭を見ると痺れます。 星勝氏のBGMによる力も絶大。 特に、『メインテーマ・モチーフ(不安)』は、繰り返す日常が非日常に変貌をげた様を実によく表した軽くめまいさえ覚えるほどに美しい名曲だ。 初めて見たときから、ずっとこの世界観に魅了され続けています。 この映画の幻影を追ってタイムループ系統の作品を探したり。 『インセプション』が一番近いですね。私が知る限りだと。 しかし、ラムがあんな殊勝な世界を望むか?とも思うが。この辺りはちょっと無理があるかも。 配役だけ星3なのは、うる星やつらでなくても成立しそうな映画と思ったので。 原作者が許せない気持ちも少しだけ分かる。 「ラムにもキッチリ惚れとる!」は、それ諸星あたるに一番言わせちゃいけないセリフ・・・!

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