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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

hid********

5.0

異色な「うる星やつら」

漫画やアニメ版はほぼ見ていたにもかかわらず、この映画だけ当時見損なっていましたが、最近、実写の「ビューティフル・ドリーマー」という映画の宣伝で久々に押井守(原作者)の名前を見て、遅まきながら見てみました。 「うる星やつら」の世界観で構えていたら、全く違う異世界に連れて行かれ、原作者の高橋留美子さんが難色を示したというのもうなずけます。 そう、これは「押井守の映画」。 話は浦島太郎をモチーフに、様々の作品へのオマージュ的要素もありながら、夢と現実の折り合いをつけて生きていく人間のドラマであり、これを90分で描ききったのはスゴイなと思いました。 ただ、その独特な世界観と設定は「うる星やつら」の主人公でなくとも描けていたはずで、押井守がTVアニメ版のメイン監督だったとしても、なぜこの話で映画にしようと思ったのか、少し疑問には感じました。 でも、新作だったらここままで評価されなかったかもしれないですね。

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