アルフィー

ALFIE

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アルフィー
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(5件)

かっこいい19.0%セクシー14.3%コミカル14.3%切ない14.3%ロマンチック9.5%

  • じゃむとまるこ

    5.0

    マイケルとジュード

    1966年公開の英国映画です。 同じ英語圏でも英国と米国は映画の匂いが全く違います。 いかにも英国、労働者階級の人々を描いて、この時代独特の匂いがありますが、そこが古い感覚と云えばそうですが、今に十分通用します。 定職を持たず、女たらしで軽薄、日々享楽的に生きている主人公アルフィー(マイケル・ケイン)、ハンサムで一見優しく魅力的、女性には事欠きません、遊びとまでは言いません、彼なりに惚れてはいるのですが、現実には無責任、都合が悪くなると逃げだし、次の女に、しかし憎めないのです。 ラストにはしたたかな中年美女(シェリー・ウインタース、名女優)に手玉に取られてしまいます、といって溜飲の下がるような簡単な映画ではないのです。 女たちは、そのうち彼の本性を見抜き自ら去ってゆき、自分の居場所で足を地につけ生きてゆきます、一方彼は相変わらずの生活、でも孤独感と焦燥感が見え隠れしています、自分では身勝手とは思っていないようですが、彼の先々に待っているのは孤独しかないでしょう。 彼の人生にセックスはあっても恋も愛もなかったのです。 本物の女たらしは、自分から女を捨てるのではなく、女が去ってゆくように仕向けると聞きますますが、彼はまさにそうです。 苦いラストシーン、彼の心は大切なものが何かわかっていなかったことに気が付き、ちょっぴり胸が痛むのです。 でも生き方は変えないでしょう、その先にあるものは・・・・コメディタッチでありながらなかなか深いです。 アカデミー賞5部門にノミネートの秀作です。 本作が映画史に残っているのは、その音楽の素晴らしさです。 主題歌はバート・バカラック作曲でシェールが歌っています、大ヒットでスタンダードナンバーになっています。 そして全編T・サックス奏者、ソニー・ロリンズ作曲の乾いた軽妙なジャズ。 ロリンズのアルバム「アルフィー」も秀逸。 冒頭、野良犬3匹(みんなかわいい)が恋のさや当てをしているようなシーンがあり、そのうちの一匹の顔がUPになります。 かわいくて、見捨てておけない、でも何の力もない犬。街をちょろちょろ雌犬を求めて歩き回っているようです。 ラストシーンは同じ犬の顔のUP、純粋で、かわいい・・・・これがアルフィー、愛を知らない子犬のような。。。 マイケル・ケインが好演です。 当然若いですが、今と雰囲気は変わっていません。 追記 2004年ジュード・ロウ主演でリメイクされています、相手の女性陣は豪華、スーザン・サランドン、マリサ・トメイ、音楽はなんとミック・ジャガーです。 マイケル・ケインとジュード・ロウは似ています、それが良かったのかどうか、まったく違ったタイプのほうが良かったようにも思います。 近々こちらも鑑賞予定。 なんだかだ言ってもキャストが魅力的です。

  • pbx********

    5.0

    一番の男前はバスの運転手かもね

    以前、二股交際がばれて、マスコミの前で涙ながらに頭を下げてた俳優がいましたが、なんとも情けない話です。 マイケル・ケイン演じる、色事師アルフィーは、病気で療養中であろうと、育児で乳母車を押していようと、全ての女性達が目の前から去って行ってしまっても、伊達男でした。 ラスト、シェールの歌をバックに夕闇を歩くアルフィーの後姿が切ない・・・ 全篇を通して聴かれるソニー・ロリンズよるテーマ曲は以後、彼の代表曲となった。

  • kat********

    4.0

    主題歌がすべてを語る

    2004年に、ジュード・ロウ主演でリメイク版が製作されましたが、 こちらは1966年のオリジナルです。 主演はマイケル・ケイン、監督はルイス・ギルバート、音楽担当が ソニー・ロリンズで、主題歌はシェールが歌ってます。 映画全般に流れる軽快なサウンドは、シャープで都会的な雰囲気を 醸し出しています。 バート・バカラック作曲のテーマ曲「アルフィー」は今では スタンダードナンバーにもなっていて、たぶん映画は見てないが、 テーマ曲はよく知っているっていう人が多いんじゃないかと思います。 この曲は、映画のエンディング近く、付き合ってきた何人もの女性から 見放されて、一人寂しく夜のロンドンを野良犬と一緒に歩きながら、 今までの人生を悔やむシーンで歌われます。 シェールは、沈んだ心のアルフィーに、優しく励ますように歌いかけます。 ♪いったいどうしたっていうの、アルフィー?  私たちはこの瞬間がすべてなのかしら?  人生の意味って何かしら? ♪愛よ、私は愛を信じるわ、アルフィー  本当の愛がなければ、私たちは、意味もなく  この世に存在しているだけなのよ、アルフィー  見失った愛を見つけるまで、あなたは何もない  つまらない人間だわ、 アルフィー プレイボーイ男の身勝手な生き方、それに振り回された女たち。 でも、結局、女たちは自分の進む道や希望に向かってしたたかに生きていく。 最後まで自分の居場所を見つけられなかった「アルフィー」。 この映画は一見、バカな男の人生を描きつつも、バカな男を愛しながらも、 現実を見つめて生きていく女性の賢さが感じられた。 名曲「アルフィー」、これからは、もう少し違った意味で 聴きこむことができそうだ。 追記 日本のバンド「ジ・アルフィー」の名前の由来は、 この曲から付けられたそうです。

  • k19********

    4.0

    マイケル・ケイン演じる最低男

    学生時代に強行した、ド貧乏旅行で欧州を 訪れた時に街で見かけた「超美男子」たち。 うっとりするほど綺麗な顔と姿を見ていて 私が思ったのは 「これほど男前だと、いろいろあるんだろうなあ・・」 という余計なお世話。 「いろいろ」とは具体的に・・ ・金にルーズである ・酒飲んで暴れる ・とことん性格が悪い ・迷惑な性癖を隠し持っている ・女癖が悪い という、なかなか改善しにくい欠点。 振り返って見たくなるほどの美男子というのは 少なからず何かしらの欠点を所有しているに違いない。 しかし「超美男子」というのは、そんな欠点すら 打ち消してしまうほど魅力的な存在でもある。 そんな美男子の役に、マイケル・ケイン。 イギリスが誇る大俳優です。 最近ではクリストファー・ノーラン監督のバットマン の邸宅の執事役が最高に決まっていて 私の大好きな尊敬する俳優さんです。 制作時1966年。ケイン氏33歳。 英国の正統派美男子です。 長い睫毛に形の良い鼻、上品な口元。 髪はブロンドで背は高く長い脚。 そんな美男子ケイン氏が、とんでもない最低男を 演じていて驚きました。 上記にある美男子の欠点「女癖が悪い」という 難点を所有する自分勝手で高慢な男の役。 20代の若く美しい女性から40代の人妻まで ストライクゾーンが広い女性遍歴。 美男子だから女性にモテるのは当然なのですが 「避妊」をしない適当男なのは、いけません。 妊娠させても結婚もしない。 それどころか女性からの「愛してる」という言葉すら 受けつけようとしない。 とんでもない冷酷男か?と思いきや 生まれた自分の子供をやたらと溺愛したり。 そうかと思えば次の女性が同じ献立の食事ばかり 作るのに腹を立て、せっかく作った料理を棚に 投げつけたり・・・ 「いったいオマエさんはどんな性格なんだね?」と 突っ込みを入れてしまうほど良く分からない性格。 そんな五里霧中な性格の男を上品さを損なわずに 演じているケイン氏のかっこ良さ。 「殺しのドレス」で演じた医師の役も素敵でした。 女装したケイン氏もなかなか美しく、氏の演技力の 幅の広さが確認できた素敵な映画でした。 女性をモテ遊び飽きたら捨てる・・という人生を 送っていますが最後には本命の女性から捨てられる。 40数年前のテムズ川を背景に野良犬と一緒に去っていく ラストシーン。 シェールの歌声と夜のロンドン。 このラストシーンは、さりげなくかっこ良い。

  • lea********

    4.0

    ネタバレ男前マイケル・ケイン

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ゴールデン・グローブ第24回

外国映画賞(英語)

カンヌ国際映画祭第19回

審査員特別賞

基本情報


タイトル
アルフィー

原題
ALFIE

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-