おはん
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(13件)
- stanleyk2001
4.0点
「おはん」1984 「なんやケッタイな話やな。ほんまは女房の目を盗んで他のおなごに会いに行くもんや。そやろ?あんたの場合は女房と会うのに人目を忍んでるわけやろ?つまり嫁はんと浮気してるわけやな」 加賀屋の主人・幸吉(石坂浩二)は芸者・おかよ(大原麗子)と浮気をした為、店をたたみ女房おはん(吉永小百合)は実家の造り酒屋に戻ることになった。別れる二人は未練たっぷりだ。 七年後おかよの置き屋に寝泊まりする幸吉は街でおはんを見かけて声をかける。今年学校に上がる子供がいると告げられる。幸吉は自分が営む古道具屋の場所を教えて遊びにくる様に言う。すると「前々からお店の場所は知ってます」とおはんは言う。伏し目がちに。 ある日おはんはこっそり幸吉の店を訪れ二人は貪る様に互いを求め合う。 実家に帰ったおはん。上から捉えたショット。吉永小百合の白いうなじが見えている。彼女は着物の上から自分の胸を掴む。両手で腰を触って恍惚とした顔をする。身体に残っている幸吉との交わりの余韻を楽しんでいるのだ。とてもエロティック。 おはんは人目を偲んで幸吉の元に通う。不倫相手に隠れて夫と妻が密会すると言う倒錯した関係。 幸吉は街から離れた林の中に家を借りて二人で世帯を持とうとする。そこで悲劇が起こりおはんとおかよと幸吉の三人があいまみえる。 寝取ったはずが寝取られていたおかよを演じる大原麗子の瞳に燃える炎。大人しそうな顔をして幸吉の肉体を求めて喜悦の声を上げる吉永小百合。二大女優の演技が見ものだ。 幸吉を自分のものにするのは誰か?映画のラストでは新たな幸吉を巡る争いの予感が感じられる。 だらしない男をめぐる話だと思って観始めたらとんでもないものを見せられてしまった。
- tfx********
4.0点
ミヤコ蝶々はんの あ〜こわっ これが最高や!
- iba********
4.0点
吉永小百合さん、大原麗子さんがとても美しい。その二人は同じ男を好きになる。惚れ方も対照的である。最後はなんとなく切なくなる。
- JUNJUN
2.0点
何がいいのやら。
- msa********
5.0点
いきなり冒頭から五木ひろしのど演歌が流れるのは違和感あるが。 この映画はほとんどヒモ同然の石坂浩二が憎めないんだよなあ。 二人の女性を共に不幸にしてるのに自覚もなく本能のままに生きているが、嫌味がなく憎めない絶妙の演技。 この石坂浩二の演技がこの映画を成功に導いている。 あくまで一歩下がって男の後をついていく吉永小百合と勝気で積極的な大原麗子が初めて会う場面の静かで激しい緊張感と石坂浩二の罰の悪さw 市川崑らしい映像美も健在。 吉永小百合と大原麗子の女盛りの美しさも見所。 共にうなじが色っぽい。 おばはん役のミヤコ蝶々も圧巻の存在感! 物語は静かだが緊張感もあり一時も目を離させない。 面白かった!
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