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修羅の群れ (1984)

監督
山下耕作
  • みたいムービー 18
  • みたログ 88

3.83 / 評価:41件

松方さん、あんたは偉大だった!

  • kok******** さん
  • 2017年1月28日 13時15分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

訃報が流れた翌日、レンタル店で松方弘樹特設コーナーで発見。

僕にとって松方弘樹は役者よりも、「たけしの元気が出るテレビ」でよく泣く人、女優千人斬り伝説の羨ましい人でした。
が、この作品を見れば、男の世界を表現するために生まれた昭和の大スターであることが分かった。
眉から目にかけての面構え、少し黒光りする肉付き、任侠としての所作からセリフ回し、どれもが松方弘樹節である。

19歳の柔道青年が幾多の試練を乗り越えて関東随一の大親分になる。
実在の人間達の生き様をモデルにし、水滸伝ばりのストーリーに仕上がっている。
一般人との関わりは少なめに、ほぼヤクザ世界のみを描いているのが、観ていて物語に没入できる要因だろうね。

主人公の上に、オジキに鶴田浩二、親分格に丹波哲郎と若山富三郎…おお!重厚すぎる。
主人公に惚れて下につく者には、菅原文太、北島三郎、北王路欣也…これまた凄い面子!
異色の張本勲や小林繁、グレート小鹿なんかも無理なく良い感じ。

キレ者だけど危ない井沢(菅原文太)の暴走、
ヤクザの筋を何より大事にするオジキ(鶴田)、
指を詰めて井沢の侘びをする兄弟分の石河(北王子)、
ここら辺のくだりが一番好きだな。

ラスト、オジキが主人公に呟くセリフ…
これが役者の松方弘樹そのものに贈る言葉だね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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