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(1985)

監督
五社英雄
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3.46 / 評価:57件

愉快ではない女に忍従を強いる時代のお話

  • sol***** さん
  • 2021年1月12日 14時00分
  • 閲覧数 182
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    • 総合評価
    • ★★★★★

シナリオのみならず撮影においても相当なセクハラ・パワハラが横行。
女児フルヌードや少女上半身ヌードにはわが目を疑ってしまったが、撮影当時はまだあれが許されていたのだから隔世の感あり。
ヘアーのぼかしで大騒ぎするくせに、女児ヌードは不問に付されるという映倫の歪さにはクレイジーとしか言いようがない。
※しばらく前に洋画でヘアーではなく女性器もろだしの映画を見たが、一体どうなっているんだ???と頭をひねりましたね。(つい最近の映画)

それはさておき映画の主題は外面がよく女好きの女衒屋旦那に翻弄される妻の忍従記。
結論から言えば面白いとは言えず充実感もあったとは言い難い。

俳優陣に関しては十朱幸代さんは渾身の演技。
奔放・強引な夫に振り回される女の悲哀をこれ以上なく演じていた印象。
本作は彼女に尽きると言っても言い過ぎではない。

もちろん対になる夫役:緒方拳のヒール演技があってこそだけれど、緒方さんはもう少し悪どい方がより対比効果が強まったかもしれない。若干いい人の面も垣間見えたりとどっちつかずという感じがしたので。

キャストで驚いたのが石原真理子。別にファンではないが往年の彼女の輝きを見られたのは望外の喜び。

それほど芳しくない映画評とは別に、映画を通して大正時代の女衒屋という稼業を知ることが出来たのは小さくない収穫。
百年前の日本は人身売買が公然と行われていたわけで、これもまた深く隔世の感に浸るしかない。

2.3の二つ星

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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