瀬降り物語
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(9件)
- kin********
4.0点
ネタバレ文芸調アクション
このレビューにはネタバレが含まれています。 - net********
3.0点
実戦時中まで日本にこんな暮らしをしている人達が暮らしていた、その独自の生活様式を垣間見るようで衝撃的な内容でした。彼らは如何にして姿を消していったのか、実はまだ潜んでいるのではないかと考えると興味深いです。役者さんたちの演技も素晴らしいのですが、あの作品から浮いた感じのBGMは食人族を思い出しました。
- kih********
3.0点
こういう民が実在していたのか、とそのことだけが気になって、視聴後すぐにネットで検索してみた。ウィキペディアの「サンカ (集団名)」に当たった。 ―― 日本の山地や里周辺部で過去に見られたとされる不特定の人々を指す言葉である。…… 時代や立場によって定義や趣旨も大きく変わり、語義を明確にすることは難しい。 ―― どうやらこのことらしい。後尾に、―― サンカを扱った映画;「瀬降り物語」中島貞夫監督、萩原健一主演 1985年 ―― とある。 知らなかった。画面からは鮮烈な印象を持った。印象が強いだけ、さてこの印象を固定していいのかどうか、不安にもなった。だから、実在した話かどうかを確認したかった。実在はした。しかし、明確にすることは難しい、ということらしい。 長時間かけて現地ロケ撮影したというだけあって、画像には心気が感じられる。こういうのを迫力というのだろう。圧倒された。 この映画の意図はどこにあるのだろう。私のように、画像に心気を感じ、圧倒されて、それでいいのだろうか。それとも、瀬降りの人々の暮らしに理解や共感を求めているのだろうか。はたまた、異文化の理解や交流へのヒントなのだろうか。山間・渓流の色と音の中で、初めて知る人々の暮らしが展開されて、えっ? えっ!というだけで終わった。人々は山奥に消えて行ってしまった。
- auau
4.0点
セブリとはサンカの言葉で、移動生活での仮の宿をむすぶことを意味している。タイトルですでに人を選んでいる。すごい。 サンカについての予備知識がなければ、ほとんど意味を見いだせないが、知識と関心があれば、細かいところまで感心する。 謎のまま失われた幻の人々の文化。人間性の本質がありのままに。本当の知恵が、力強い本来の人間の生がそこにあったのではないか?郷愁にも似た憧れと喪失感がそこにある。 ストーリーは近代のひ弱なモラルを破る生の力強さを表現しようと試みている。そして、彼らがどこへ消えていったのかが示唆されるが、また、どこかで彼らがその生き方を繋いでいるのではないかとも思われるエンディング。 学術的価値もある。しかし、よく作ったものだ。思い入れたっぷりで、監督のロマンが映画を上回っている。 少なくとも、サンカについて調べてから見るべし。
- tom********
4.0点
萩原健一がかっこいい! まじめに作られた映画だと思う。 虐げられた山の人々って、戦中くらいまではいたんだ。 若かりし頃の、光石研がいい味出してる。 少しエロチックで、女優陣のお尻がたまりません。
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