あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(102件)
- yyb********
5.0点
戦国の将軍である秀虎家の乱を描く時代劇。家督を得るために争うその息子たち。それによって生じる戦乱。怒涛の迫力を持った時代劇。
- beautiful_japan_
4.0点
黒澤明が脚本・監督・編集した日仏合作の歴史映画。シェイクスピアの代表作『リア王』の枠組みを戦国時代に置き換える。 主人公の戦国武将・一文字秀虎(仲代達矢)は架空の人物だが、毛利元就の三本の矢のエピソードや、息子に追放された武田信虎のイメージも垣間見える。なにかにつけて対立する楓の方と鉄(くろがね)修理のやりとりが見どころ。 武将の衣装や騎兵たちの旗指物が、とにかくカラフル。衣装デザイナーのワダ・エミがアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞したのは納得できる。騎馬軍団の移動シーンは“世界の黒澤”らしい躍動感がある。 ただ、あまりにも整然としすぎていて不自然でもある。黒澤明の代表作『七人の侍』のような荒々しさ、力強さは感じられない。 エキストラの人件費や豪華な小道具を見る限りおカネを掛けているのは分かるが、それだけ。能の動きを取り入れて上品に仕上がっているが、戦国時代の無骨さは描き切れていない。 鶴丸役の野村武司(萬斎)、狂阿弥役のピーターの名演が光っているが、他の出演者との間にある違和感が残念な作品。乞食とか、め●らなどの、いわゆる放送禁止用語をあえて使った理由も不明。
- sou********
5.0点
もっとクロサワを知りたくなる。ところで、楓には敵わんなぁ…。
この映画で最強は楓やろうな。この女性に翻弄される男たちの運命!しかし、彼女自身も一文字家に家族を奪われた姫。 超絶スペクタクルの因果応報…。人の強欲の成れの果て。 強欲は…他人から奪い、自分をも滅ぼす。 色即是空、空即是色。全ては無とする仏の巻物で終わる世界観よ! ぬぬぅぅ…クロサワ。もっと、もっと、良く観るべきだったと気付く。 同時に映像にかけるエネルギー!城セットを焼き尽くすプロジェクトを完徹出来るカリスマ性。金を集めなきゃ出来ないし、その期待に応える映像よ。凄い人だったとまざまざと見せつけてくれる。グレイトだ! 合戦の落馬スタントも凄まじい。 音楽も素晴らしい。記憶に残るタイプじゃないが、場面、場面のフィット感が好きだ。 間違いなく、黒澤明のスペクタクル映画は超弩級のエナジーに満ちている。
- yam********
2.0点
ネタバレ巨匠75歳、自虐の詩w
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bat********
4.0点
ネタバレ裏切りと憎しみの中で愛し合う人々の姿を壮大なスケールで活写した時代劇
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第58回
NY批評家協会賞第51回
LA批評家協会賞第11回