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ドレミファ娘の血は騒ぐ

mal********

1.0

やりたい気持ちは分からないでもないけど。

黒澤清監督の劇場デビュー作です。 ?デビュー作にはその人のエッセンスが詰め込まれている?というのは、よく耳にする言葉でありますが、本作を観る限りその言葉はあてはまっていない気がしました。 まあ、わたしが熱心な黒澤清監督のファンじゃないから、そう感じるのかもしれませんが。他のレビューにも書かれている通り、良くも悪くもゴダールの影響を受けているのかなと思います。っていうか、シュールで不条理な作風をすべてゴダールと結びつけたり、あるいはカフカと結びつけるのは個人的に安易な気がします。 本作は伊丹十三演じる大学教授の怪しげな実験台になった少女を中心に展開されるエロティックコメディですが、アングラ・テイストの映像とセリフが終始全体を覆っているので?何を観てるんだろう??って思いながらの80分は少々きつかったです。 黒沢清監督作品では「アカルイミライ」が一番好きなんですが、本作はデビュー作の初々しさが難解すぎて楽しめませんでした。(ファンの方、ごめんなさい)

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