雪の断章 -情熱-
3.4

/ 55

18%
24%
45%
7%
5%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(11件)


  • afl********

    3.0

    ネタバレやや無茶な感じも…物語は理解できました。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • aco********

    3.0

    光る相米演出の犠牲となる物語

    相米慎二らしい演出は頻出するものの、なんだかよく分からん部分も多い、…にもかかわらず、これはこれで魅力もあるので、さらによく分からん不思議な作品…。 斉藤由貴は美しく撮られているし、演出も光っているが、しかし「名作」になりえていないのは、監督が「物語」をぞんざいに扱いすぎているからではないか。 厳しい言い方をすれば、「作品のために相米演出がある」のではなく、「相米演出のために作品がある」ような作品。 以下、印象深いシーンを羅列。 冒頭の長回し。 泳ぐ斉藤由貴と光る水面。 雨から焚き火。松明を持って海へと歩く人々。 函館の港にある露店街(?)と、荒波に打たれるテトラポット。 公園でキャッチボールする三人。 舞い散る桜を囲んで歌い踊る三人。 ヘンな舞踊と、斉藤由貴の踊り。 「一緒に生きてくれるか」と迫る場面は、よかった。 80年代の札幌、函館の風景が映っているのも貴重。

  • shi********

    3.0

    ちょっと厳しい。薬師丸ひろ子はすごかった

    逆に斉藤由貴さんと薬師丸ひろ子さんの差を感じてしまった映画。

  • gir********

    3.0

    押井守に例えるならば

    『セーラー服と機関銃』は 「パトレイバー劇場版」又は「攻殻機動隊」 『雪の断章 情熱』は 「パトレイバー劇場版2」又は「イノセント」 ※宮崎駿なら 「ポニョ」かな・・・。

  • いやよセブン

    3.0

    しごきか、いじめか

    斉藤由貴の映画デビュー作で、監督は相米慎二で、「翔んだカップル」の薬師丸ひろ子同様、徹底的にしごかれている。 みなし子(大きくなってから斉藤由貴)を助け育てた男(榎木孝明)とその友人(世良公則)が、殺人事件に巻き込まれる話。 相変わらずの長回しで、川やテトラポッドのシーンは大変だったと思う。

  • blu********

    5.0

    ネタバレやばい映画~由貴 ON STAGE

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 真木森

    5.0

    好きです、この映画 でも「狂ってる」

     「相米慎二監督作品中最もデタラメな映画」という評価のある映画です。長い間気になっていた映画ですが、斉藤由貴の映画初主演作品なのに地上波では一度も流れたことがなく、ビデオショップにも滅多に見あたらなく…。そのまま十数年。何と先月、CS707日本映画専門チャンネルで密かに放映されました。まさかそれがもの凄い映画体験だとも知らず。  そして初めて目にした本作、いきなり度肝を抜かれました。「えっ、これは改築前の千歳空港だ!」「二条市場で撮影しているよ」「この河原は忘れようもない、豊平川の光景だ」北海道を舞台にしている本作、私の故郷でもある札幌の昔日の姿が見事に残されていたのです。3人がキャッチボールをしたり桜の下で鞘当てを興じる小さな公園が出てきますよね。あの場所は今でも健在で、さすがに遊具は更新されていますが大通りやススキノにほど近い豊平川沿いの一角にポツンと存在します。数多くの車が蠢いている光景が背景に映っていますがあれは自動車教習所。でももう今は無くなって跡地はテニスコートになっています。中央警察署。今でこそJRタワーなど出来てハイソなスポットになりましたが、本作でちらっと映る高架化する前の古い札幌駅は粗略感があちこちに見え隠れして「北の果て」をにじませていました…。 そして相米監督の無茶な演出は相変わらずで、冒頭はもはや「長まわしのための長まわし」でアクロバットに画面がつながり、斉藤由貴が懐かしの“夏の扉”を唄いながらなぜか顔がこわばっていると思ったらバイクの後ろにのけぞらせて乗せて「そりゃ怖いわな」。佐智子は突然暗黒舞踏を思わせる激しいダンスをし、雄一のフィアンセになじられた伊織もまた鬱屈する思いを断ち切るが如く不乱に踊る(おお、『台風クラブ』)。笠置シズ子の“買い物ブギ”「おっさんおっさん」をBGMに斉藤由貴を犬かきで河泳ぎをさせる無体さ。何があったのか分からないままにいきなり佐智子の葬式になっていたり、まるでヒッチコック『北北西に進路をとれ』よろしく殺人事件の動機なんてどうでも良いとばかりにかぶってくる世良公則の声。テトラポッドを伝ってまたもや長まわし。未成年に酒飲ましちゃダメだよ、雄一大介。そして終始曰くありげに場面を制してくる球乗り人形…。本当にデタラメです。私のような相米慎二信奉者でも「何が起こってるのか分かんねえよ!」と怒りたくなりました。なのにもの凄い画面求心力。一刻一秒たりとも目を離せません。デタラメであることは間違いないのですが、しかしそれは命の限りの野放図さ、渾身の破天荒とでも言うべき画面作りなのです。  そう、これは相米慎二という稀代の映画監督が残したフィルムの中で最も「狂っている」作品です。雄一も大介も全く魅力がありませんし木偶の坊ですらあります。バカ男どものロリコン全力投球の物語に、家政婦の人権意識ゼロの発言がおぞましさを追い打ちします。曰く「悪い血でも引いていたらどうするんですか」「この花の様に早く美しく育つのよ。雄一さんのために」(あんたは遊郭のやり手婆か!)私も北大文学部出身なので下手したら伊織と同窓生? しかしこの扱いはひどくないですか。雄一は「北大は受けるんだ! 俺とお前のつながりはそこにしかないんだ!」(何で?)大介は北大に受かったばかりの伊織に「一緒に生きてくれるのか?」それに3月の札幌で桜が咲いているはずもないし、千歳空港が豊平川近辺にあるように描かれているのも札幌出身者としては勘違い描写で大人げなく糾弾したくなります。  この『キャンディキャンディ』グロテスク改作の様な粗筋を見る限り、原作がひどいものだったのだろうかなんて終幕目をこらしていたら「何、佐々木丸美!」わずか数年の執筆活動で姿を消した伝説の小説家(北海道出身)ではないですか! それから本作の成立事情を調査する数日が過ぎました。そして明らかになった驚愕の裏事情をここで語るには余りに字数が限られています。一つだけ言えることは、やはり本作は相米監督が「狂っていた」ためにこんな壮絶に狂った映画になったということ。しかしでも好きなんです、この映画。作中の伊織が葛藤の中で苦しみつつも雄一と大介を愛したように、どうしようもなくこの映画が好きなんです。でもこの映画は「狂っている」。  原作者佐々木丸美さんは、余りの原作からの乖離ぶりに本作のDVD化を承諾しなかったそうです。そして数年前、彼女は亡くなりました。関係者は彼女の意志を尊重して、今後もメディア化は許可しないそうです。ただしCSの放送だけは許可されました。本日14:00からの放映がメディアに流れる最後になるかも知れません。もう見られませんよ。機器があるならどうぞ。でも「狂ってます」。私も狂気を伝染された一人。この物狂おしさ、語りたい思い・内容は尽きませんがまずはこれにて。

  • kk1********

    4.0

    ネタバレ念願の、雪の断章。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • どーもキューブ

    3.0

    相米、斉藤のむちゃな断章

    1985年東宝作品、斎藤由貴主演、田中陽造脚本、監督相米慎二。 相米作品制覇シリーズ。斎藤由貴の初主演作品。だが、本作の良い噂は聞かれず。 同じく斎藤由貴主演なら一頃巷を接見したのは大森監督「恋する女たち」か?「香港パラダイス」か?という記憶。 私の斎藤由貴は、いちおドンピシャ世代だけに 「オマンラユルサンゼヨ」の「スケバン刑事」か、 「お湯かけーてぇ」のCMか、 「♪制服の胸のボタンをー」の歌ぐらいだ。 さて さて 本作の相米さんは、本当に冒険し過ぎてかなり、 斎藤由貴に無茶ぶりさせた 断章な映画になってしまいました。 物語は、なんやら足長おじさん風なミステリー青春物を 相米が完全にぶち壊している感じ。 カットもむちゃくちゃ、編集も無茶し過ぎで、 以後「光る女」「東京上空いらっしゃいませ」までなかなか不発な時を重ねます。 ラストはなぜか 多分溝口の「物語」のラストが流れたり いきなりジョーカーみたいな人がでたり いきなり斎藤由貴トウモロコシ食ったり 全然魅力的にうつらない、世良、榎木のご両人。 なかなかの相米さんの むちゃくちゃぶりが見れます。 しかし本作冒頭の恐ろしい長いセット廻しや 奇妙な空撮が見れます。 ていうかこれを劇場でみたら結構引くなー あと 斎藤由貴さんは、若過ぎて可愛いです! あと相米監督の必殺技 鐘の音色(「リリリリリーン」と鳴る)、雪、桜の木が出てきます。) 酔った歌も出てきます、 相米監督のキーなる風景です。 けど正直、情熱とも断章ともこれを見て感じない、無機質な斉藤由貴のムチャな映画にしか見えないなぁ。だけど、今考えると、印象的なカットばかりなんだよなー。 相米さんきっとこの頃、天狗だったに違いないと思わせるくらい、 支離滅裂でした、。 レオナルド熊の登場シーンがハンプティダンプティ並みのムチャ登場シーンで爆笑でした。 さて、相米ファンある意味必見の斎藤由貴のはじめてのむちゃぶり 是非!

  • cpd********

    3.0

    ネタバレ面白くないけど雰囲気はある

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mat********

    3.0

    幻の作品になってしまうのか

    斉藤由貴主演、しかも監督は相米慎二。 うまく転べば、第二の「セーラー服と機関銃」に慣れたかもしれない作品。 しかし、その存在はもはやカルトとなってしまっている。 作品そのものの出来不出来はともかくとしても、いわゆる原作者との権利関係から、この作品がDVDで再販される可能性はとても低いとのこと。 つまり「斉藤由貴全映画ボックス」も「相米慎二全作品ボックス」も今のままでは実現し得ない。 ただ、一歩引いて考えてみれば、わざわざ見るほどの作品かと言われると、かなり難しいと思う。 すくなくとも、中古ビデオ屋さんなどでぼろぼろのVHSテープ(レンタル落ち)を5千円も払って買うほどかとも思える。 もちろん、斉藤由貴関連コレクターは、既に押さえているアイテムだろうし。 映画よりも斉藤由貴が歌った主題歌の方がなにかと印象に残っているし、いかにも「斉藤由貴」っぽかった。

1 ページ/1 ページ中