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男はつらいよ 柴又より愛をこめて

普段オラトリュフを!

3.0

ネタバレ寅次郎の良さとは

タコ社長の娘(明美)が家出をするところから物語が始まる。 寅次郎が探しに行くが、たまたま立ち寄った土地でマドンナに出会い、結局明美が寅次郎を連れて帰るという事態に。 このあたりの作品を観ていると、「男はつらいよ」という作品が壁にぶち当たっているように思えてならない。 特に、寅さんとマドンナの(あくまでも疑似)恋愛の描き方が困難になっているように思う。それは寅次郎(渥美清)の年齢が上がれば上がるほどである。 この作品(だけではないが)で驚くのは、寅次郎の溶け込みの早さである。 全然知らない集団にでさえあっという間に入り込み打ち解けてしまう。この作品でも、大卒くらいの青年たちに平気で混じって酒を酌み交わし、しまいには宴会にもちゃっかり参加してしまう始末。 今ではとても考えられない光景だが、寅次郎ならそれができてしまう。観ている側からすると、こういうところに親近感を持つのだろう。

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