コミック雑誌なんかいらない!
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(23件)
- taf********
4.0点
ストーリーとしては、特に何もない気はしました。何をどう見ればいいのか、一本のストーリーラインはない。 主人公の目的やピンチなんかがない。 多くの映画はそういうストーリーラインが求められ、故にストーリーさえ追えればどうでもいいということで倍速で鑑賞する人が増えている。 本作は全てこのリアル感や空気感を楽しむ作品である。 なので倍速で観ると、クソつまらないでしょう。 優れた映画ほど、与えられた尺が重要だということがよくわかる。 たけし襲来のシーンなんか、倍速で観てみなさいよ。くそほどつまんないですよ。 演出家がどれだけの神経を削らせてワンシーンワンシーンを演出付けてるから。 それを倍速で観るなんて。 そんなつまらない映画を倍速で観て人生を無駄にするなら、本作のような作品を楽しんだ方が良い。好き嫌いはあると思いますが。同じ報道関係系の映画だと ナイトクローラーとかscoopとかがありますが、そっちの方が観やすいかもですね。
- nobusaburo
4.0点
ネタバレ言わずと知れた問題作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - par********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - st1********
5.0点
主役の内田裕也がいい。ROCK云々という、どうもこの人の歌い手としての印象が個人的には薄く、この人の異彩を放つ持ち味に演技がどうこうと論じる次元を超える魅力を感じる。この作品でもこれだけの異色のキャスティングの中、埋もれることなく存在が保たれている適役といえよう。 ビートたけしが出演しているが、ここでのタケシは、あの凄惨な事件の映像そっくり再現したかのように本物の犯人のような演技とは思えないリアルな芝居で、この数年後にバイオレンスもので監督デビューして脚光を浴びるが、その片鱗を見せている。 この作品の内容と言えば、当時流行りのコミック雑誌なんかいらない程、こんなに世間はわんさかトピックスで溢れているってことで、ワイドショー視点で実際にあった事件や話題のパロディのテンコ盛りの風刺映画といったところか。 それにしても、パロディがまるでドキュメンタリーのようにその事件や話題の当事者が登場するというリアルな作風は、見ている側を飽きさせない優れた手法であった。 内田裕也というと本業から離れたスキャンダルや奇行などでその名を耳にするばかりの昨今だが、この作品は自作・自演だったわけで、こんな問題作を撮れたこの時代が彼のピークだったのかもしれない。
- ki4********
5.0点
内田裕也が芸能リポーター役となり、マスコミのあり方を暗に批判する面白い映画。 久々に見て途中飽きることなく一気に見てしまった。 実際に80年代に起きた事件、芸能ニュースなどもベースにしてて、よくぞオファーを受けてくれたなと思う人も沢山出てくる。今じゃこんな映画作れないだろうなぁ。
スタッフ・キャスト
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