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君は裸足の神を見たか

ガーディニア

4.0

青春とは

ねえみんな!青春とは、向かっていくこと、とは80年代アイドル、石川ひとみの名言だが、本作はいかにもな青春が圧縮された、ただそれだけの、作られた時代から考えても相当「臭い」映画だ。 本作には、永遠の少女の洞口依子や、永遠の少年の出川哲朗が出てたりするあたりがただものでは無い匂いを漂わせているが、かなり地味な内容だ。 東北の田舎の若者たちが、三角関係の悩み、喜び悲しみ葛藤し、やがてそれが飽和状態になり青春ビッグバンを起こし、大人の星となるために、散らばっていくまでの話だが、周りを固める脇役たち、街に必ずいるような変なおばさん、うるさい親などがうまいコントラストを演じている。なにより洞口依子の好演が光り、自分もこんなちょいブスの可愛い子のいる青春を送ってみたかったと思わずにはいられない。 青春の終わりに物語は残酷に終わりを迎える。そんな時、女は、平然と流れのままに従えばいいが、男は生きるか死ぬしかない。生き残ったものは一度走り出したら止まってはならない。 なぜなら青春は向かっていくものなのだから!

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