君は裸足の神を見たか
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • ガーディニア

    4.0

    青春とは

    ねえみんな!青春とは、向かっていくこと、とは80年代アイドル、石川ひとみの名言だが、本作はいかにもな青春が圧縮された、ただそれだけの、作られた時代から考えても相当「臭い」映画だ。 本作には、永遠の少女の洞口依子や、永遠の少年の出川哲朗が出てたりするあたりがただものでは無い匂いを漂わせているが、かなり地味な内容だ。 東北の田舎の若者たちが、三角関係の悩み、喜び悲しみ葛藤し、やがてそれが飽和状態になり青春ビッグバンを起こし、大人の星となるために、散らばっていくまでの話だが、周りを固める脇役たち、街に必ずいるような変なおばさん、うるさい親などがうまいコントラストを演じている。なにより洞口依子の好演が光り、自分もこんなちょいブスの可愛い子のいる青春を送ってみたかったと思わずにはいられない。 青春の終わりに物語は残酷に終わりを迎える。そんな時、女は、平然と流れのままに従えばいいが、男は生きるか死ぬしかない。生き残ったものは一度走り出したら止まってはならない。 なぜなら青春は向かっていくものなのだから!

  • 4.0

    ネタバレ神を失った者こそ神にちかづく

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • いつも風

    4.0

    君は裸の洞口依子を見たか

    86年春、劇場公開作。 故今村昌平監督主宰の横浜放送映画学院(現、日本映画学校)が創立10周年を記念してATGと提携し制作した映画です。 監督は同学院出身の金秀吉(キム・スギル)。 学院在学中の18才の時、在日少女と日本の高校生との恋愛模様を描いた『潤の街』で、脚本界の芥川賞と言われる「城戸賞」を最年少で受賞し、その後21才で、東陽一監督『湾岸道路』の脚本で映画デビューした、今村門下の期待のホープ。 この映画では、劇場映画としては戦後最も若い23才での監督デビューとなった。 公開時、有楽町駅近くの【有楽シネマ】(現・シネカノン有楽町2丁目館)で観たと思う(記憶が定かでないが、多分ここ)。 20年以上も前なので、内容は多少ぼやけてしまったが、でもわりと覚えている。 舞台は、秋田の角館。 そこで暮らす2人の高校生の友情と恋を描いた甘酸っぱくも悲しい青春ストーリー。 若い監督のデビュー作としては、かなりしっかりと作られていた。 いや、初監督作と言っても、巨匠今村昌平監督総指揮だったので、当然でしょう。 同学院演劇科を卒業したばかりの出川哲郎も、主人公の同級生役で出演している。 長めのパーマをかけ、ルックスも悪くない普通の若手俳優に見えた。 “抱かれたくない男NO1”のオーラは、特に感じなかった。 でも、主人公に憎まれ口を叩き、川に投げ飛ばされるところに、憎まれキャラとしての将来性が見えた。 そして、キュートな洞口依子が石橋保に服を脱がされ、全裸になったシーンは、特に鮮明に覚えている。 大きく、綺麗なオッパイでした。 デビュー作の『ドレミファ娘の血は騒ぐ』のレビューで、貧乳、ペチャパイって書いてあったけど、いやいや、違う。 ここでは、けっこうボインでしたよ。 それは、断言できる(頭に残像が焼き付いている)。 物語の肝心な場面はあまり思い出せないのに、どうでもいい場面は何故か覚えている。 心にグッとくる場面って、何年経っても忘れないものかも知れない。 この映画、“清純”と“小悪魔”の二面性を見せる少女を演じた洞口依子がとても良かった。 そして、ラストに見せる一瞬の笑顔が忘れられない。 「私は元気よ、あなたも元気でね」 あぁ~青春って、痛過ぎる! そんな映画でした。 何故、DVD化されないのかなぁ? バカバカしい『ドレミファ娘の血は騒ぐ』があるというのに・・・。 それよりずっと、いい映画ですよ。 それも、断言できる!

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