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植村直己物語 (1986)

監督
佐藤純弥
  • みたいムービー 43
  • みたログ 198

3.82 / 評価:50件

心優しき冒険家

  • abu***** さん
  • 2012年8月11日 1時57分
  • 閲覧数 1470
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

植村直己さんは心の底から尊敬する日本人の一人です。
兵庫の豊岡にある植村直己冒険館にも行った事がありますが、
この映画にも描かれているように、彼はとても
優しい方だったそうですね。エベレストに登った時にも、
先輩を先に立たせようとしたり、友情とか恩といったものを
凄く大切にされたそうです。冒険の先々で見つけた綺麗な
花を押し花にしてずっと保管しておいたりとか、そういう
「強さと優しさ」を両方兼ね備えているというところに
ぐっと来ます。そしてまた、これも劇中描かれているように、
元々登山が達者だったわけではなく、仲間から「どんぐり」と
言われてバカにされるほど足手まといな存在だったそうですね。
だから、努力の人なんだと思います。

世間的には、植村さんという人はいわば「社会のはみ出し者」
であって、仕事も碌すっぽ出来ないタイプなんですね。
そういうところにもシンパシー感じちゃいます。
冒険に危険は付き物ですが、では植村さんは
恐れ知らずなのかと言うとそうではなく、クレバスの前に
立つと常に足が震えるっていうんですね。
危険な冒険をすることによって、その時初めて
「自分が生きているんだと言うことの実感」を得られるんだと。
植村さんて人は、不出来だったからこそ努力し、
不適応者だったからこそ孤高な挑戦を成し遂げ、
億病だったからこそ冒険が出来たといえるわけです。
彼の生き様は、人生の教訓をたくさん教えてくれるように
思います。話が長くなりましたが、リアリティに徹した
この作品は植村さんの偉業を後世に伝える上で
満足のいく出来映えになっていると感じます。
西田敏行と倍賞千恵子も好演でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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