本編配信
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作品レビュー(41件)
- sss
1.0点
早回しで観た。 意味不明で退屈。 /1.0(202103)
- ガーディニア
4.0点
人が不安神経症にならないためには、何かに夢中になること、考えることをやめること、叶えられない夢や欲をもたないこと、余計な外出を控えて、適度な栄養と睡眠を取ること。こりこそが、犯罪抑止にもつながるし争い事も無くなる、明るい平和な社会を継続することができる。 この、ジョージルーカスのデビュー作は、1971年の時点で既にC3POの原型や、今にもダースベイダーが出てきそうなホログラム、未来の乗り物の迫力あるチェイスのプロトタイプも盛り込まれて、やはりルーカスは最初からルーカスだったんだと思い知らされる。途中出てきたVRAVとロボテックなオナホには笑わされた。そうか今はやっとこの映画に追いついたわけか。 しかしやはり当時のSF基準ぽく、どこか観念的な部分で補っているとしか思えない部分もあり、そこは残念ながら退屈だ。本作の大半は演出の甘さが目立ち、思い入れが湧きにくいのだが、後半シェルターを抜け出し、リモート遠隔操作とストームトルーパーの原型みたいなロボット警官から逃亡するあたりはスターウォーズに近いテイストを感じられる。また、その後映画音楽の大家になる、ラロシフリンのペンによる電子ドローンミュージックも閉塞的な未来の不安を煽る演出に一役かっている。 若かりし頃のルーカスが思い存分に未来を表現した練習作とでも言うべきか。 これがなければ、地球を虜にしたスターウォーズも生まれなかったのだから!
- 一人旅
3.0点
ジョージ・ルーカス監督作。 コンピュータに支配された近未来を舞台に、人間性に目覚めた男の逃亡を描いたSF。 ジョージ・ルーカスが大学在学中の1967年に制作した短編映画『電子的迷宮/THX-1138:4EB』を長編映画として新たに作り直したもので、本作がジョージ・ルーカスの記念すべき長編初監督作品となっています。 あらゆる物事がコンピュータに支配された近未来の管理社会を舞台にして、巨大な地下シェルターで命令に従って単調な生活を送っていた主人公:THX-1138が、ルームメイトのヒロイン:LUH-3417との間に愛情が芽生え、禁じられた性行為に及ぶが、やがて当局によって拘束された主人公はシェルターからの脱出を試みる―という“ディストピア型SFスリラー”の意欲作となっています。 ディストピア映画の定番である“管理社会における人間性の発露”をテーマとしたSF作品で作劇自体に新鮮味はさほど感じられませんが、白を基調とした無機質な地下シェルターの光景や、白の服装で統一された人々、“豆腐型”の四角い未来食、人間の行動を監視するコンピュータルーム、規則違反した者を捕える銀色マスクのAI警官―と全面的に映し出される未来的な映像世界が見所となっています。 主演は漢の渋さ全開、撮影時40歳のロバート・デュヴァルで、彼と惹かれ合う紅一点のヒロインをマギー・マコーミーが演じている他、怪優:ドナルド・プレザンスの存在感も光ります。
- ass********
3.0点
白色セットが多いのはこの時代のSFでのトレンドですね。 いろんな監督がSFを描いてた時代、いろんな設定が在りますが「白い」のはトレンドですね。 活劇が殆んど無くカーチェイスも未来交通の表現に挑戦しただけな気がします。 不思議感覚は上手くいったと思います。 考察が深まる表現も楽しいです。 総合的に星三つでしょう。 でも、この映画の価値はそれだけではありません。感じる「いまひとつ感」がこれを観た後世の作家に創作意慾を発生させたに違いありません。 思い起こすと、これの再挑戦的な映画が沢山作られました。いろんな作家にやる気を起こさせた映画だと思います。
- bar********
3.0点
アート系のSF映画という印象を持って、作品を視聴してみました。 開始数分の映像表現は素晴らしく、とても興味深く面白かったです。 ただ作品の世界設定において不満を抱きました。 極端な管理社会。このテーマにおける作者の考えに独創性がなく、幼稚で浅薄な省察で済ませてしまっていることを、重要な手抜かりだと感じざるを得ませんでした。
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