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ゴンドラ (1987)

監督
伊藤智生
  • みたいムービー 19
  • みたログ 94

3.94 / 評価:79件

精度はやや低いが題材はグッド。

  • taka さん
  • 2017年5月21日 10時42分
  • 閲覧数 1083
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

評判を聞いて劇場へ。

母子家庭の環境やイジメを通して、孤独な女の子の切なさ健気さをうまく描けていると思う。少女の周囲は恵まれた環境とはとても言えない状態だが途中から見せるようになった彼女の笑顔に救われる。
ゴンドラの青年だって目の前に小さい女の子が現れたら当然こうなると思う。
いまこれを現実にやったら確実に捕まるが。
ゴンドラの青年も孤独で似た者同士ともいえる少女の境遇に連帯感を感じたはず。恋みたいなもんだろう。
終盤は同じ境遇の者ふたりが、まるで北野武監督の「あの夏、一番静かな海」みたいな感じ。二人だけの世界にいる充実感が漂う。


いい映画だと思うんだが、予算の都合もあるんだろうけど、もう少し精度を上げられなかったかと思う。
ゴンドラで窓ふきをする青年、素人を起用したのかもしれないけど演技がどうもいただけない。
主役ふたりが素人なので脇を木内みどり、出門秀、長谷川初範といった面々で固めたのだろうが。
映像も制作当時流行していたシュールな撮り方をしていて、このあたりは今観るとどうしても古い。リメイクしてもいいと思うが風呂のシーンは難しいだろう。

伊藤監督はこれが監督第1作。以降はAV作品しか撮っていない。
2作目は「ゴンドラ、その後」でいいんじゃないだろうか。
才能ある監督がいま映画を撮ったらどんな作品になるのか、観てみたい。

パンフ500円。買ってないが、上映してくれたシネヌーヴォには非売品ながら公開時のパンフがおかれていた。
さすがシネヌーヴォ。
いつもありがとう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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