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となりのトトロ (1988)

MY NEIGHBOR TOTORO

監督
宮崎駿
  • みたいムービー 236
  • みたログ 1.9万

4.46 / 評価:3809件

雨の日に出会えたときめき。

  • hamutyu さん
  • 2008年5月3日 11時10分
  • 閲覧数 3845
  • 役立ち度 134
    • 総合評価
    • ★★★★★

傘をグルグルと回しながら、急ぐあてもなくただトボトボと帰る同じ道。
桃色から緑の衣装に衣替えをしたたくさんの桜の木の下を歩く。
どこからか風が吹き桜の滴がパラパラと傘にあたってメロディーを作る。
どこかで・・・・。

子供がたくさん話しができるようになった頃、
毎日何回も繰り返し観て泣いて笑ったあの時。

≪屋根の上のバイオリン弾き≫のように我が家のロングランとなり、
今でも場面とセリフは忘れない。


プレイボタンを押す。
これこれ!!間違いなくこれだった。
子供はエンディングの『ト・ト・ロ♪』の歌が始まるとロングランで泣いた。
「なんで泣いたのか覚えてる?」
『ん~わかんない…けど終わっちゃうのが嫌だったのかも』

…楽しいこと、嬉しいことは終わって欲しくないもの。
素直な気持ちが何度も繰り返し、
自分の気持ちの中で色褪せないものがひとつずつ増えていく。


最後に観たのはいつだろう?と考えても「また観よう」と言える作品が何本あるか?

ススワタリが出た。
子トトロが出た。
中トトロが出た。
ネコバス、大トトロ。
川のせせらぎに一瞬手を引っ込める水の冷たさ。
フワフワとしたネコバスの座り心地。
飛びつきボヨ~ンとしたトトロの体。
寂しくて、切なくて、わんわんと泣いた声。

全部が感触として残るのは、実は自分にもねずみと戯れたらしい実話を
母親から聞かされたからかもしれない。
(ただ単にアタシがミルク臭くて、匂いで寄ってきたねずみを相手にしてただけ)


さつきやメイしか見えない心を、誰もが見て素直に感動ができ
本当はかわいそうな話しの内容はさらっと流し、
姉妹の姿や田舎ならではの人びとのあったか味に
引き込まれ感動するスマートな宮崎駿作品でしょう。


雨の日には大きな傘を持ち、晴れた日には風の中を走りぬけてみて
…きっとトトロに出会えるから。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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