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となりのトトロ (1988)

MY NEIGHBOR TOTORO

監督
宮崎駿
  • みたいムービー 236
  • みたログ 1.9万

4.46 / 評価:3815件

忘れものを、届けにきました其の一

「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」
これは「となりのトトロ」のキャッチコピーであります。

本作は日本が世界に誇る宮崎駿監督の作品の中で
最も愛されている作品と言っても過言ではないでしょう。

私の中でもトップクラスに上がるほど好きな作品です。
この作品は素晴らしく完成度の高い作品だと思います。

ただ私はこの作品を公開当時併映していた
「火垂るの墓」と併せて一つの作品だと考えています。

監督も違いますし、アニメという点を除けばジャンルも違います
共通点は日本が舞台である点と
子供たちが主人公という点だけと言われるかも知れません
「となりのトトロ」は夢と笑いに溢れた楽しい作品
「火垂るの墓」は戦争の辛さと虚しさを訴えた悲しい作品
相反する二つの作品・・・だけど大事な何かは一緒なんです
相反するようで伝えたい真のテーマは一緒なんです・・・

それはレビュータイトルにも上げた二作共通のキャッチコピー

「忘れものを、届けにきました」

が全てを表しています。

そうです二作とも日本人の「忘れ物」を描いているのです

一つの作品に夢も笑いも悲しさも虚しさも全てを入れるのではなく
相対する作品を個別に作り併映する事により
日本の忘れられた心、日本の忘れられた風景、
日本の忘れられた温もり、日本の忘れられた悲しみ・・・
それらを私たち現代の日本人に見せてくれたのです・・・

ですから私は今でも「となりのトトロ」を観て笑い楽しんだ後は
「火垂るの墓」を観たくなるのです・・・観ずにはいられないのです。
そして「火垂るの墓」に号泣し嗚咽するからこそ
辛く悲しい事があっても自分は幸せなんだと感謝するのです
両方を併せて観て大事な忘れ物を取り戻したいのです・・・

どちらも日本人が決して忘れてはいけない物なのです・・・

そして観終わった後にはいつもこう思うのです・・
「この素晴らしい物は まだ日本人の心にあるのです。きっと。」と

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物語
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