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デイズ・オブ・サンダー (1990)

DAYS OF THUNDER/GIORNI DI TUONO

監督
トニー・スコット
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3.53 / 評価:415件

T・クルーズもニコール・キッドマンも若い

  • shinnshinn さん
  • 2019年5月3日 3時54分
  • 閲覧数 235
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

1990年劇場公開のトニー・スコット監督作品。自分は初見です。主演は若き日のトム・クルーズ(当時28才)。「トップガン」(86)でトム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた、大恩人監督とのコンビ第二弾です。トムが同年に結婚したニコール・キッドマンとの初共演作品でもあります(結果、ミミ・ロジャーズとは離婚することになる)。共演して好きになったのか、気に入ってヒロインに抜擢したのか、その辺の経緯は僕にはよく分からないが、すでにキャスティングにまで口を挟めるぐらい、トム・クルーズは大物になっていたと推察。実際、本編の原案にもトム自身の名前がクレジットされていました。イジワルな物言いだが、知名度の低い女優にとって、トム様は正に<渡りに船>なのだ。ただし、ニコール・キッドマンを世に送り出してくれた功績は<値千金>だと思う(その後、どれだけニコールで楽しませてもらったか。感謝、感謝、感謝)。結果論だが、今となっては、トム・クルーズよりニコール・キッドマンの方が芝居巧者で芝居勘に優れていたと僕は思う。


映画はカーレースのお話です。無名だが若くて才能のあるカーレーサーが、いくつかの挫折を乗り越えて、大会で優勝するまでを描くサクセスストーリー。なるほど、鼻っ柱の強い生意気な若造の役は、当時のトム・クルーズのあるあるキャラクターだ。車に暗い自分にはディトナ500が如何なるレースなのかはよく分からないのですが、調べてみると“ストックカー・レースのスーパーボウル”と言われているらしい(ストックカーって何だ?)。映画全体の出来は、正直、もうひとつ残念な感じもしましたが、映画自体がヒットした事で、当時のトム・クルーズの人気がうかがい知れます。


レース場の観客の熱気やエンジンの爆発音に臨場感があります。スピード感のあるものを撮らせると、やっぱりトニー・スコット監督は巧い。計算された映像美がスゴイ。編集も素晴らしいセンスだ。ただし<カーレースもの>は車が大好きで、車に詳しくないと、もうひとつディープに入り込めないのかもしれません。潜水艦に詳しくなくても、なぜか<潜水艦モノ>は大方、面白いのに<カーレースもの>は意外と傑作が少ないと思う。


若い頃のトム・クルーズがメチャ精悍で、ちょっと意気込みすぎの青二才にも見えるのだが、決して芝居が下手という訳ではありません。現在の落ち着いた大人のイメージからは隔絶の感がありますね。


当時23才のニコール・キッドマンは脳神経外科医の役なのだが、あまり医者には見えません(笑)。お芝居が下手とかそう言う事ではなく、年齢と役柄が合っていないのだ。このキャスティングはニコールありきの無理筋だと思う。今見るとソバージュも変だし、妖艶なハリウッドの大物女優になる予感は全くしない。美しく羽化する前の成長過程です。あと4、5年待たねば。


共演は「ゴッドファーザー」(72)で助演男優賞にノミネートされたロバート・デュヴァルとハンサム俳優デニス・クエイドの実兄ランディ・クエイド。ロバート・デュヴァルの人を淡々と説得するシーンは、そのままゴッドファーザーの弁護士トム・ヘーゲンを見ているようです。くせ者俳優のランディ・クエイドも良い味を出していました。弟はあんなにハンサムなのに、この方は何であんなにも味のあるお顔なのか・・・。弟はいつも男前で颯爽としたカッコイイ役だが、兄貴はくすんだ悪役とかヘタレ役とか変態とか、とにかく常にかっこ悪いのだ(脇役に徹している兄貴も味があっていい役者だと思うのだが・・・)。ハリウッドの大波賞か。


レーサーのつなぎの胸のところにスポンサー名でメローイエローとありました。メローイエローとは懐かしい。最近、マウンテンデューとかドクターペッパーとかあまり見ない(ミスター・ピブの話をすると、誰も憶えていないんだよなぁ)。あのサロンパスみたいな味、嫌いじゃなかった。キンキンに冷やすと結構美味い。太ったアメリカ人を見て、みんな飲む気をなくしたんだと思う。

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