華の乱

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華の乱
3.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(16件)


  • oir********

    4.0

    予想外に魅せられまずまずの満足感あり

    近年の吉永小百合主演作品は忖度過剰な〝小百合シフト”が悪目立ちしまともに見ていられない場合が殆どだが、この年代(1988年公開、吉永さん43歳くらい)は普通のキレイ女優として扱われていたようで(勿論当時でも別格だったのだろうけれども)、映画的にも与謝野晶子という女流詩人の半生記という主軸以外に、明治・大正の文壇・芸能界・反政府運動家など多彩な要素を程よくミックスさせ、予想外に最後まで飽きることなく見させられてしまった感じ。 俳優演じる登場人物たちの人物背景は知識としてほとんどなかったが、それでも映画だけで何となく各々の立ち位置やキャラが把握できたのもポジ要素。 深作欣二監督というのもどうだろ??と疑問符がついていたが、いやいやこれだけ見せてくれたら十分という感じ。(深作監督、大変失礼しました) 吉永さんはじめ、当時の脂がのり切った美人女優を多数起用しながら、美の饗宴という感じでもなく、良い意味でフツーに演じさせていたように見えたのは個人的に好ましく感じられた部分。 その美人たちが二人は自殺、一人は獄中拷問死、一人は肺病死と悲惨な最期を遂げ、生き残った与謝野晶子(吉永小百合)も大正の関東大震災の修羅場を経験。 無事生き残った家族ともども、いろいろあった夫の音頭で家を再建するというささやかな希望が感じられる場面でエンドとなる。それもまぁよし。 3.8の四つ星

  • たーちゃん

    3.0

    ネタバレ私は生き続ける道を選んだのでした

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • casfi

    4.0

    ネタバレ吉永小百合さんの色香が…

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • cal********

    5.0

    ネタバレ松田優作から

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kai********

    3.0

    与謝野晶子は小百合とは

    豪華キャストだが、与謝野晶子と吉永小百合はあまりにキャラが違いすぎ。もっと骨太の女優を使うべきでは。どうしても吉永を主役にするのなら別の役で。

  • ima********

    3.0

    キャスト豪華

    キャストは当時としては超豪華だったんでしょうね。松坂慶子と池上季実子の演技が印象的。足開いて寝転がって煙草を吸う吉永小百合が良かったけど、松田優作とのラブシーンは下手すぎて今だったらサイゾーあたりに叩かれるだろうと思いながら観てました。それにしても団塊世代の男性は吉永小百合が好きですよね~。緒方拳はキュートでした。 しかし与謝野晶子は12人の子供産んで、作品もたくさん生み出し、活動もしてほんとすごい女性。女性というよりマンモス。

  • kun********

    3.0

    大正ロマンの世界だけど

    なんだかガチャガチャしてて、ロマン?????と言う感じじゃ無く、長屋 住人ドタバタ劇の様で、華の乱って艶やかで優雅な題名とは違ってた。 吉永物って企画じゃないかな? 小百合さんは透明過ぎて、晶子の様な臭すぎる人って感じじゃ無い。 タバコは嗜まない人でしょう? 晶子は12人も子供を産む様なマザーエイリアンの様な逞しすぎる女。 きみしににたもうなかれ 見たいな線の細い印象じゃ無い。 写真を見ると小百合さんとは全く異質な人。 有島武朗との話は全くの創作でしょう? 有島は女性が好む様な端正な顔立ちで線が細く、当時確かにもて男だったとは思う。資産家でもあるし。 それを結び付け華の乱舞にまでしたかった監督の意気込みは判る。 監督はヤクザ映画の巨匠。 やはり監督には文太兄いの方が似合ってる。 親父が無理して文芸ロマンに挑んだってまあ努力賞でしょうね。

  • stanleyk2001

    4.0

    ネタバレ「天井桟敷の人々」の様な時代絵巻

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  • いやよセブン

    3.0

    豪華絢爛な女優陣

    与謝野晶子は吉永小百合、松井須磨子は松坂慶子、与謝野寛(緒方拳)の愛人は中田喜子、有島武郎(松田優作)と心中する女編集者が池上季実子、無政府主義者の大杉栄(風間杜夫)と共に虐殺される妻が石田えり。 深作欣二監督の文芸大作で、群像劇の作りになっている。

  • 茶柱達三

    5.0

    ネタバレ風変わりなホームドラマ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yf5********

    2.0

    そこまでのものでは・・・

    キャスティングだけに目を見張るものがある以外は、全てに中途半端になってしまっていて残念な感じに。とはいえ吉永小百合は美しいです。

  • すけきよ

    3.0

    ネタバレ吉永小百合は主役じゃない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hot********

    5.0

    大正と女と男

    『婦人公論』の美人記者として名高かった波多野秋子は、芥川龍之介や永井荷風などの編集者もしていたが、女を使ったんじゃないか~という台詞があった。仮に使っていたとしても池上季実子扮する秋子からは知性を感じた。適度な知性や品がないとエロスは成立しないのでしょう。有島武郎役松田優作の素敵度合いが、作品に奥行きを出している。抑えた感じと死の匂い。松井須磨子のエピソードも解りやすく扱っていた。初演終了後の騒動を丸く収めた抱月、須磨子との関係を読み取る事が出来る。カチューシャかわいやわかれのつらさ・・・エブリバディーカチューシャが、カチューシャの唄のオマージュなら秋元康を少し好きになる。抱月を失った須磨子を松坂慶子が狂演している。 秋子は陰で、須磨子は陽の女。そんな印象を受ける二人の共通点は、心中、かたや後追い自殺。そのど真ん中に与謝野晶子がどちらの要素を含み生きている。一時は有島を死の妄想から生へと導き、彼女も彼の存在によって、かっての女であった自分を取り戻し色づく。でも、母でなくてはならない。子供と取っ組み合いになるシーンは、切ない。吉永さんの聡明な美しさが色褪せず爽快。

  • shi********

    4.0

    松田優作が凄い!松坂慶子が極み!

    そして、晶子!可哀想だ晶子! 深作欣二作品は「?」と思うことが多かったのですが(今回もご多分に洩れず無用な効果音や冗長で直接的なラブシーン、過剰で不要な暴力シーンはある)、そんなことを忘れるほど、俳優陣が凄いです。 事実現実、終わっても吉永小百合、とか松坂慶子、などと思わないです。 「晶子!」「須磨子!」と呼びかけたくなる迫力と余韻が残ります。 いやあ良かった。 そして松田優作の詩的な演技を、また新鮮な役で見られて胸がいっぱい。 武郎!!! 与謝野ダンナ、ダメさ極まっています。 緒方拳、損な役回りですね。見終えた直後の私には大好きな緒方拳も「ダメダメな与謝野ダンナ」としか映りませんわ。 それも含めて、むう、良かった!

  • fbx********

    2.0

    コンセプトでっかち

    日本の大作って、時間がたつと風化して そのコンセプトの貧弱さが目立つ。 豪腕深作を持ってしても残念。 テレビのメロドラマの域を出ていない。

  • 好美三朗

    5.0

    大正ラブロマンス

    炎の女流歌人与謝野晶子演じる吉永小百合さんが最も円熟している。加えてアクション俳優でない松田優作さんを楽しめる貴重な映画でもある。二人の夢の中での愛撫シーンに重なるシューベルトの歌曲(水の上で歌う)、北海道でのロケイションがとても美しい。実在の人物の多様な恋愛の形を綴ったジャパニーズデカダンスとも言うべき大正時代を描ききった、私の一番好きな邦画作品です。

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