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ドラえもん のび太の日本誕生

D.D

4.0

ネタバレ久しぶりの冒険劇

映画ドラえもん10周年記念とあって、F先生が初めて制作総指揮を担当された。気合いが入ってるのが伝わってくる…が、「傑作」とは言いがたい。もちろん駄作ではないが… 良かったところは、久しぶりに冒険劇だったこと。「鉄人兵団」は鏡面世界に閉じ込められ、「竜の騎士」は説明ゼリフで冒険感が薄れ、「パラレル西遊記」は完全なホラー映画になっていたが、今作は「7万年前の日本」という壮大な舞台で、壮大な冒険劇が繰り広げられた。個人的には「冒険してこそ映画ドラえもん!」と思っているので、この点は嬉しかった。 また、主題歌が良い。武田鉄矢さん作詞で、堀内孝雄さん作曲で、西田敏行さんが歌われた主題歌「時の旅人」。よく考えたら豪華組み合わせ。そして曲もちゃんと良い。西田さんは役者としても、歌手としても素晴らしいですね。 悪い点は、タイムパトロールに頼ったことだ。のび太を誘導したのも、洞窟に埋められたのを救ったのも、ギガゾンビを捕まえたのも、全部タイムパトロール。ちょっとタイムパトロールに頼りすぎ。 あと、友情描写が浅い。別に手を抜いてるとは思わないけど、今までの作品と比べたら見劣りする。別れの場面、ピー助やロップル、リルルは泣いたけど、ククルは泣かなかったもんな。ここはもう少し丁寧に描いてほしかった。 それでも、映画ドラえもんとして誇って良い作品。

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