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伊勢湾台風物語 (1989)

監督
神山征二郎
  • みたいムービー 32
  • みたログ 37

4.42 / 評価:26件

残された者の悲しみ。

レンタルビデオ店でたまたま目に入ったので借りてみました。
見終わった後、軽い気持ちで見始めたことを後悔してしまいました。
この作品は命の大切さや災害の恐ろしさを良く表していると思います。最初は少女の家族は全員何とか助かり、少年との再会を果たすという結末を考えていただけに、見終わった後とても悲しい気分になりました。
堤防が破壊され、避難しようと暴風雨の中を必死に歩いていた家族を襲う大波や家が天井まで浸水して逃げられずに溺れてしまう家族、暗い中から聞こえる助けを求める声、激流の中必死に助かろうとする親子、すべてがリアルで見ていて恐怖を覚え、悲しくなりました。
しかし、それ以上に見ていて悲しかったのは、暴風雨に必死に耐えて奇跡的に助かった人々の様子でした。涙を流しながら震える老婆の様子が特に印象に残りました。生き残った人々は身内の死を今後も背負っていかなくてはならないということがよく伝わりました。災害で亡くなった人々だけではなく残された人々も辛いのだということが良く分かります。

お勧めする作品ですが、軽い気持ちでは見ないようにしてくださいね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 恐怖
  • 切ない
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