死の棘

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死の棘
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(23件)

不気味12.2%切ない12.2%不思議10.8%悲しい9.5%コミカル8.1%

  • kaz********

    4.0

    憎しみは愛情の反作用だが精神が崩壊するほどの愛とは

    精神に異常をきたすほど体も心も捧げつくしたミホの愛情が愛おしい。それを真剣に受けとめて快方に尽力するトシオの愛もまた賞賛すべきだろう。 トシオの浮気が原因でミホの詰問が止まらない。トシオは「外泊しない。一人で外出しない。再び交渉を持たない」ことを約束する。慎一とマヤの二人の子どもも夫婦喧嘩のあおりで充分な食事も与えられない。仕事に出たトシオは帰りが遅いと再び責められる。ミホは平穏な時もあるのだが、突然アイツ(浮気相手のこと)を持ち出し責めることを繰り返す。たまらなくなったトシオは線路に向かい走り出し、ミホは「悪かった」と謝る。正月、凧揚げの帰り、駅のホームで「アイツがいた」と叫ぶミホ。再びトシオを責める。トシオが裸になり「肺炎になってやる」と言えばミホも裸になってしまう。トシオが首を吊ろうと梁にかけた帯で首を絞めると、ミホもその帯を自分の首にかける。結局、ミホは精神病院に入院することになる。二人の子どもは先に島に帰し後からトシオとミホは行くことになった。 田舎に家を借りたトシオとミホだったが、ある日あろうことか、アイツが訪ねてきて・・・・・・・。 トシオとミホの精神状態はなかなか釣り合いがとれない。どちらかが下手に出ると片方が高揚し平衡状態が保てないのだ。原作では、トシオが献身的に介護することで全快したと覚えているが。 トシオが特攻隊の生き残りというのは、あまりストーリーには生かされていないのではと感じる。それより、祖父の言う『白くて明るい昼と青くて深い夜が子どもたちを育ててくれるだろう』という言葉が奄美の美しさを表現していた。 『夫婦の絆と家族の再生の物語』というなら、ラスト、全快したミホとトシオの姿を見せてほしかった。

  • たなか ちさと

    5.0

    何度も観ました

    画面の暗さも奄美の自然も独特な夫婦の会話も、妻が夫に裏切られて狂っていく様も秀逸でした。 心から愛する夫に愛人がいた。 そりゃあ子供どころではない。 この奥さんにとっては夫が全てだったのですよね? 配役も成功。岸部一徳でなく、竹脇無我だったらあの不気味な色は出なかった。 昔だから、精神病は、電気ショックくらいしか治療法がなかったと思いますが、妻みほは、清らかで少女のようで、繊細にして真っ直ぐに夫を愛しているのが強く伝わります。 愛と嫉妬に狂った妻を最後まで受け入れる夫の愛情にもちょっとやり方は変わっているが凄いなあと思えた。現実の生活と比べたらいけない世界観が出来上がっています、ふつうに考えたら、子供が可哀想過ぎるってなるでしょうけど、そこは考えなくて良い。だって子供が可哀想とか言ったって、あの夫婦の元でそもそもまともに子供が育つはずもない。 これは夫婦のある愛の形の話ですよね? でも、意外によくあるのではないかと感じましたよ。それに、みほの気持ちもわかる。

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    2.0

    灰色の闇

    妻をめとらば才たけて六分の狂と四分の情。 浮気を恨み続ける妻となだめ続ける夫、不思議なくらい淡々と。 一度、線路にしがみついて乱れるのが、同様な情景を綴る節目にはなる。 特攻に行けなかった事の後悔と、浮気の懺悔と相絡まる。

  • kra********

    5.0

    ネタバレ竹垣に注目

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tya********

    1.0

    ネグレクト

    私はこれを観て子供たちがかわいそうでかわいそうで。まあ原作がそうだから仕方ないと思いますが。幼児虐待が酷くて、「あるひとつの男女の愛の形」の様にちょっと肯定的には観られませんでした。私は子供の寝てる一緒の部屋で、夫婦ともども裸になってののしりあったり首をつる真似をしたりなど絶対出来ません。 けどこの変なものに惹かれたり、怖いもの見たさで先が気になって全部最後まで見終えてしまう気持ちは分かります。 全く予備知識無しで見始めて、最後まで観た感想はなんだサイコホラームービーだったのか。でした。私にはとても生理的に嫌いなタイプのストーリーでした。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

カンヌ国際映画祭第43回

グランプリFIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞

基本情報


タイトル
死の棘

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル