ここから本文です

男はつらいよ 寅次郎の休日 (1990)

監督
山田洋次
  • みたいムービー 5
  • みたログ 267

3.57 / 評価:81件

ほし みっつ

男はつらいよ映画版43作目

満男シリーズ第二弾とでも言いましょうか。

おそらくマドンナは夏木マリとなっているのだろうけど、満男シリーズはマドンナは後藤久美子と思う。寅さんと絡む女性は、サブマドンナと感じる。

寅さんは、もう恋愛はしないのね。
今回夏木マリがラストシーンで、寅さんのことを「恋人」と表現していたが、劇中寅さんはまったく恋愛感情はなかったように見える。ブルートレインの中でも、手を握ったり相手の積極的なボディタッチに、寅さんは迷惑顔に見える。

この当時の渥美清の体調は、山田洋次監督も後に語っているようにだいぶ悪かったようで、劇中の寅さんエピソードは期待できない状況のようです。
ただ今回は前回より、満男にうまく融合させて物語を作っていて、あまり動きに元気がないが、語る寅さんとして新キャラになったと感じる。
どうしても、あれ 寅さんどうしたんだ と今までの寅さんと比べ違和感と歯痒さはどうしても湧き上がるのは仕方がない。


さて満男の恋愛模様と古いタイプのさくら夫婦との葛藤や不満。マドンナのいずみちゃんの苦悩と寂しさ。
この物語が満男シリーズの流れで固まったように見える。


いずみが父に会いに行き別れてと言いたかったが、浮気した相手と父の顔を見て幸せそうで言えなかった。と言ったような昭和のドラマだなぁとしみじみ思うし懐かしい。今観るとエピソード古いなぁと思うけどね。

映像風景も昭和風景を意識的に表現している。(公開時は平成)
くるまや店舗付近もそう見える。人物服装も極力おとなしく見せてる。

背景に、撮影にお世話になってる 高木屋 の看板や店舗がよく出てくる。
いろいろと屋号いざこざがあって、気を使ってるだろうと想像できる。
背景見るのも寅さん映画の楽しみ。くるまやのメニュー札の値段の変化も楽しみ。向かいの江戸屋の売ってるものも気になる。自販機の価格とかも。
初期の頃は、当時のファッションも面白い。ミニスカートとかホットパンツとか。流行表現がよかった。

満男シリーズは、終わりかたに「続く」と文字が出そうな雰囲気である。
現代のハリウッド映画の作り方に通じるものがありますね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ロマンチック
  • 切ない
  • かわいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ