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敵、ある愛の物語 (1989)

ENEMIES, A LOVE STORY

監督
ポール・マザースキー
  • みたいムービー 6
  • みたログ 15

4.00 / 評価:2件

生き残ったものの想い

  • bakeneko さん
  • 2014年7月3日 19時42分
  • 閲覧数 461
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ノーベル文学賞受賞作家アイザック・B・シンガーの同名小説をポール・マザースキー監督が映像化したもので、NYのポーランド系ユダヤ移民の主人公が女達の間を揺れ動く様を活写することで“戦争の傷跡”と“男女の恋愛生理感覚&生命力の差”を浮き彫りにしていく傑作であります。

猫好きのバイブル映画「ハリーとトント」が有名な、2014年6月30日に逝去されたポール・マザースキー監督の隠れた傑作であります。
“ホロコーストを自分だけが生き残ったこと”への罪悪感&“死んでいるのが本当のような”非現実感を抱えて、NYのコニーアイランドで細々と生活している主人公と、彼を巡る三人の女達の関係を描いて、男と女の感覚の違いや女性の逞しさを表出させている作品で、
尽くす女-マルガレート・ゾフィ・シュタイン
企む女-レナ・オリン
許す女-アンジェリカ・ヒューストン(圧倒的な存在感です!)
-という3つの違うタイプの女性の真実と強さを魅せてくれます。
戦争の傷跡を引きずる男と、逞しく現在の生に奮闘する女達を対照的に見せつつ、男心の優柔不断さと女のエゴや包容力もしっかり描いて観る者を共感させる作品で、鑑賞後にパートナーと話し合うと面白いと思いますよ。

ねたばれ?
それぞれ立派にキャラが立っている三人の女性が生き々と描かれている一方で、男の代表は優柔不断な主人公一人ですが、私も含めて世の中の男は全てこの主人公タイプですので御心配なく!(ー困ったもんだ)

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