ドロンのハリウッド製西部劇
- al2***** さん
- 2020年10月23日 15時21分
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アメリカ人女性と結婚のためやってきたスペイン貴族が殺人騒動に巻き込まれる。彼は合衆国になる前のテキサスへ逃亡、途中知り合った武器商人とともにてんやわんやの騒動が・・
1966年作品。フランス、ヨーロッパそしてここ日本ですでにスターだったアランドロンも当時まだまだアメリカでは知る人ぞ知るほぼ無名に等しい俳優。
そんな彼がハリウッド進出、成功を目指して製作されたコメディ西部劇。
結局何本か作られたハリウッド進出は大した成功も納められずその後フランスに戻りジャンギャバンやジャンポールベルモンドらと共演するなどフランスを代表する二枚目スターに。
この「テキサス」も正直作品の出来はいまいちでアクションシーンもコミカルなシーンも空回り。せっかくのディーンマーティン、アランドロンの競演も無駄使いなのは残念。
ただヨーロッパ映画ではあまり見ることのできないドロンの明るい笑顔や流ちょうな英語を駆使したセリフ回しは貴重。
女性にモテる二枚目ぶりも見せてドロンファンにはうれしい肩の力の抜けたライトコメディになっている。
いつものニヒルで暗さが魅力のドロンとは違った一面を楽しめる一編。
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