あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(45件)
- t_h********
4.0点
セシリーって普通の高校生達の中に混ぜるとどうしても品格などで、そこに混ざってるのが不思議な存在なんだと思う。 シーブックに感情移入して見るとセシリーって高嶺の花に恋する環境自体が素敵に思える。映画では最初からミスコンに賭けの対象としてシーブックがセシリーを無理矢理出させるとこから始まるが、小説版ではあのミスコン前までの少しずつセシリーと距離を縮めるさまが青春ドラマとして描かれる。 基本的にラブストーリーなんだよな。 憧れで描いてると思う。 しかしセシリーの母親は最初の旦那がカロッゾで駆け落ちした相手がシオってどんだけ男を見る目ないんだと思う。
- カーティス
3.0点
アムロもシャアもジオンもいなくなった未来を舞台にした、ガンダムシリーズの新章。新たな敵「コスモバビロニア」が登場し、親子愛をテーマにしたストーリーが展開されます。 あくまで本作は序章にすぎず、好評なら続きを作るつもりだったようですが、直接的な続編は結局作られませんでした。その事実が本作の評価を物語っていると思います。 本作はとにかくわかりにくいのです。序章なのでキャラや世界観を理解する必要があるのですが、観客にそんな暇を与えぬままずんずんと話が進んでいきます。それだけならまだしも、場面が急にジャンプしたり(故郷を離れていたはずの主人公がいつの間にか帰郷しているとか)、出てきたばかりの人物が唐突に裏切ったりなど、総集編映画のように細切れな展開が続くので、初心者にはかなり厳しい出来です。キャラクターも多すぎて持て余しており、途中でフェードアウトする者や出番がほぼない者が平然といる始末。 ぼろくそに書いてしまいましたが、個人的には好きな作品ではあるのです。ヨーロッパ風のデザインを基調とした落ち着いた雰囲気や、性格のいい人物が多いキャラクター、浮世離れした「ニュータイプ論」に逃げず地に足着いた「親子愛」を貫いたテーマ…などなど気に入っているところがたくさんあります。世界観がきちんと作りこまれており、見返す度に発見があるのです。当初の予定通りに続きが作られていたら、それらが掘り下げられてより魅力的な作品になっていったことでしょう。 とはいえ、私が良さに気づくことができたのは何度も見返しているからであって、初見のときは基本設定を理解するのに手いっぱいでした。続編や総集編ならまだしも、序章にもかかわらず理解しづらい作りになっているのは、失敗作としか言いようがありません。続きが作られなかったのも納得できます。 映画ではなく、最初からテレビシリーズでやってほしかったというのが正直な感想です。せっかく作りこんだ世界観を活かしきれぬまま打ち切りになってしまったのは、もったいないとしか言いようがありません。 思い入れがある作品なので、おまけして星3つ。
- 学生証
1.0点
このアニメでは、西洋風の敵がコスモバビロンという宇宙国家を名乗りますが、バビロンとはそもそも西洋の敵です。キリスト教の前身である古代のユダヤ教と敵対する宗教が都市国家バビロンの宗教であるバアル教だからです。かつて、バビロン王はエルサレムを攻め滅ぼし、イスラエルの王子たちをバビロンに捕囚として連れて行き、バアル教に強制改宗させるという悪どい事をしました。それで西洋人はバビロンの文化をあまり高く評価しません。私は美術専攻ですが、肝心のバアル像(この偶像を崇拝するのがバアル教)も出来のいい作品とは言えず、美術品としてあまり高く評価する事はできません。そして、キリスト教もユダヤ教も偶像崇拝を禁じています。その考えを真似て極端に解釈したのがイスラム教で、彼らはキリスト教社会の偶像まで偶像崇拝の道具と決めつけて破壊したがります。もちろん、仏像もです。監督さんはこういうことをきちんと勉強して欲しいですね。そすうすれば、どんな人種がどんな名前を名乗って攻めてきたらいいのか分かるでしょう。もっとも、監督が反米在日の子孫だと、アラブ人とともに西洋をやっつけたい気持ちが強すぎて国際情勢を正しく描けないことでしょう。
- ron********
4.0点
富野由悠季監督が1991年に発表した「機動戦士ガンダムF91」に、シーンの追加や修正などを5分のシーンを追加したディレクターズカット版。 共同脚本は伊東恒久。 作画監督は北原健雄と村瀬修功と小林利充が共同でそれぞれ担当。 キャラクターデザインに安彦良和、メカニカルデザインに大河原邦夫と、“1stガンダム”のメンバーが集結したことが話題となった。 宇宙世紀0123年、戦乱から離れスペースコロニーで平和に暮らす人類を、クロスボーン・バンガードと名乗る部隊が襲撃する。 地球連邦軍のガンダムF91のパイロットとして、戦場に駆りだされていく若者シーブック・アノーらの戦いを描く。 声優は「犬夜叉」シリーズなどの辻谷耕史、冬馬由美、池本小百合など。 音楽は「恋する彼女、西へ。」などの門倉聡。 主題歌は森口博子「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」。 日本映画 配給は松竹 2021年作品 上映時間120分 「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の一環「ガンダム映像新体験TOUR」として4DXで特別上映。 個人的には4DXは揺れまくって集中できないので、あまり好きでないのですが、何度か観たことのある作品なら楽しいんですよね。 しかも今作は、「逆襲のシャア」よりは劣るけど、それなりにスピード感もあるし、バトルシーンは迫力あって4DXを満喫できました。 もう30年も前になるんですね。 公開時は、結構熱狂したもんです。 ファーストガンダム世代の私としては、Zから以降のテレビアニメシリーズはどうもいまいちで、「ユニコーン」だけは面白かった!萌えた!って感じの旧ガンダムファンですが、今作は楽しめたんですよね。 アムロとシャアを中心としたストーリーラインは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の公開によって終わり、今作は新たな時代と人物による新ガンダムシリーズだったんですよね。 今作はBlu-ray持ってますからね。 F91のプラモデルも持ってたなぁ。 「逆襲のシャア」はニュータイプ論がテーマだった事もあり、物語をこねくり回して少々難しくわかりにくかった。 でも、今作は主人公も解りやすいヒーローになり、物語もハッピーエンドになったのでわかりやすかったので素直に楽しめた。 今作は「家族の問題」という身近なテーマになっており感情移入もしやすく、わかりやすくなっているところがいい。 ただ、展開的にはかなり駆け足で慌ただしい。 それにわかりやすいとは情報量はかなり多い。 登場人物もめっちゃ多い。 2時間でまとめるのはやはり無理があるとは思う。 かなり凝縮されていて、若干ダイジェスト感を感じるが、それでもギリギリ見事にまとめてたと思う。 バトルシーンも4DXだし目が回りそうになる。 でも、当時からしたら全体的なクオリティは高いと思う。 ただし、作画は同時期の作品と比べら少し落ちるか。 それに前から気になっていたんですが、 部分部分に、初期のマジンガーZのような、ん?って思る描写があるのがチープさを感じる。 F91以外のモビルスーツはなんか機械化したドイツ兵みたいだし、、あんまり格好が良くないし。 でも、全体的な物語は好き。 今作の4DXで観るのは、そこそこ見応えがあった。 今作が公開された時、確か続編があると聞いていましたが、一向に作られないですね。。。 テレビアニメシリーズが別の方向に行ったからなのかなぁ。。。 密かに楽しみにしてたのに。 ■興行収入予想 興行的には、現段階では上映館数22館と少ない。 4DXでの公開なので少ないです。 客単価は通常上映と比べて高いですが、特別上映なのでベストテン入りはしないです。 まあ、ガンダムファン、しかもF91のファンしかわざわざ行かないでしょうか。 新世代ガンダムファンは熱狂的な人は劇場でしかも4DXで観ておきたいかな。 ちなみに初回公開は1991年3月16日で、興行収入5億2000万円と、ヒットしたとは言えない数字。 初登場圏外スタートと予想。 最終興行収入は700万円と予想。 星4つ(5点満点) ★★★★
- xeno_tofu
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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