ここから本文です

王手 (1991)

監督
阪本順治
  • みたいムービー 7
  • みたログ 106

3.00 / 評価:29件

過剰演出が素材の良さを殺した

  • ポルティ さん
  • 2018年8月19日 14時49分
  • 閲覧数 183
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

大阪新世界で生きる真剣士。この極めて映画的な素材に目を付けた阪本順治監督の着想はさすが。しかも主演が赤井英和とあらば、これは個人的に偏愛する佳作「どついたるねん」と同じコンビということで気にかかり、期待感たっぷりでDVD鑑賞。・・・だが、満足を得られるものではなかった。
まず、赤井英和が「演技している」のが良くない。「どついたるねん」では俳優転向後のデビュー作ということもあり、限りなく素人臭い下手くそな演技ぶりがむしろ独特な味わいとなっていたが、本作ではいかにも演技することを意識したオーバーアクションが鼻につく。真剣士という設定なのに将棋を指す手つきもぎこちなく、赤井英和はおそらく将棋など打ったことがなかったのだろう。なにより見せ場であるはずの将棋の試合シーンに緊張感やカタルシスがないのは致命的だ。
所々に入る関西風のベタな笑いも見事にスベり、面白くないお笑い芸人のギャグを見せられたようで、観ていても痛々しい。阪本監督はもっと笑いのセンスがある人だと思っていたが、そこもちょっと失望した。
唯一、ヒロイン役の広田玲央名が凄く良い。セクシーで可愛くて、抱いてみたいと思わせる良い女っぷりに惚れた。ただ、やっぱり彼女の良さを描き切れておらず、中途半端な役どころなのが実に残念。
まあ何を言ったところで、こんな作品、今さら誰も観る人なんていないだろうけど。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ