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男はつらいよ 寅次郎の告白

しおびしきゅう

5.0

おじさんを、笑わないことに決めた!

BSテレ東『土曜は寅さん!4Kでらっくす』で鑑賞! 2021年2月6日(土)放送! 今年オイラが観た52本目の映画! シリーズ第44作! 1991年12月23日公開! 満男&泉シリーズ第3弾! 寅の語りで映画は始まる! ちなみに、映画のラストは、いつもの寅のタンカバイだが、その前には、満男が語りで締めている! その内容は、満男が完全に寅とシンクロしている! まずは、泉の就職問題である! 家庭の事情で進学をあきらめ、高卒で就職しようとしている泉! 学校の先生の紹介で、東京にある楽器店、山野楽器に面接に来るが、主任(山口良一)の返事はつれない! 世の中は、空前の人手不足? 大企業の定年は60歳に引き上げられ、タコ社長や寅でさえも、人手不足を嘆く! それなのに、薄幸の高卒の美少女は、就職できないのである! まあ、まだ高3の秋で、卒業は来年の春のことだけど! 名古屋の家に帰れば、前作のマドンナである泉の母の礼子には恋人ができていて、何やら再婚まで行きそうな勢い! 独り悩みを抱える泉は、母に素直になれず、喧嘩して家を飛び出してしまう! 満男に届いた、泉の鳥取からの絵葉書には、自殺をほのめかすような寂しい文言が並んでいた! 矢も楯もたまらず、鳥取に向かう満男! 鳥取で、ただならぬ様子に感付いたであろう駄菓子屋のおばあちゃん(杉山とく子)に優しくされていた泉は、道端で寅と会う! 寅マジック! おじちゃま!と駆け寄り、寅に抱き着いて号泣する泉! 前作で寅は満男に、困ったことがあったら、風に向かって俺の名前を呼べ!おじさん、すぐに駆けつけてやるから!と言って、満男のスーパーマンになった寅! 本作でも、今度いつ会えるの?と聞く泉に、泉ちゃんが俺に会いたいと思ったときさ!と答えていた! そしてその言葉通りに、鳥取の旅の空で、泉の前に現れた寅! もうこの世界では、偶然は偶然ではなく、必然なのである! そんなことあり得ない、なんて言わない、思わない! それが、寅さんなのだ! 寅のマドンナ、聖子(吉田日出子)も登場し、さくら、泉、礼子、聖子、そしておばちゃんや駄菓子屋のおばあちゃんに至るまで、いろんな年代の女性の姿を描き、女の一生、女の幸せとは何か、考えさせられました! 大事なことは、映画が教えてくれる! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!

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