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必殺!5 黄金の血 (1991)

監督
舛田利雄
  • みたいムービー 3
  • みたログ 71

2.57 / 評価:23件

必殺らしさはダウン、これが政の退場とは…

  • nan***** さん
  • 2020年4月28日 13時47分
  • 閲覧数 281
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

「映画版必殺は松竹側の企画であり、大チャンバラを見せるのが基本(当時の山内久司さんのコメント)」
この様な流れに落ち着いたのは収益がABC朝日放送側に行かない当初からの映画興行システムがネックなのだが、本作は松竹の桜井洋三さんが独自に温めていたものが復活新シリーズ「必殺仕事人・激突!」のメンバーを主たる軸に完成にこぎ着けたという代物。モティーフとなったのは「月の船を待っていたのは秀(必殺仕事人Ⅲ)」という同じ脚本家・吉田 剛ワールドなのだが余りのギャップに眩暈を感じる。そもそもあの回で犠牲になったのは最下層の孤児たちであり、間違ってものりピーが演じたようなアイドル奉公娘ではない。また、無理矢理招聘された(多分)舛田監督はほぼお飾りで実質石原監督作品と言い張ってもいいのではないかというチープな演出乃至も見ていられない。カウントダウン宜しく撃ち上がる花火、ラジコン操作のオオコウモリ、便乗したかのような血しぶきも残酷さは皆無。中途半端なキャスティングも相俟って”マトモさを装った悪質なリスペクト感の無さ”は「必殺仕事人2019」の先を行っている(光と影の映像美すらほぼ忘れられているのだ!)。
 今更ネタバレも無いと思うが、実はこの作品で遂に人気仕事人・政は命を落とす。永らく演じてきた村上弘明氏は驚くべきことに「納得している」とのコメントを残しているのだが、賛同者は皆無だろう。本作はマニアがちょっと弄っただけでも高評価に化ける低レベルな映画だ。スケジュールの都合かは知らないが介錯人・山田朝右衛門(滝田 栄)は撮影現場で高みの見物。いやそこはシメてやれよw「ブラウン館」と双璧のランク、勿論☆一つが道理だが、ここでも藤田まことの存在感は健在。気持ちだけの☆二つが相当。
 竜崎孝路による新アレンジBGMの評価は低いが、サントラ盤の趣味として楽しむならまあアリだろう。未使用に終わった「新仕置人」出陣テーマは必聴。

詳細評価

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