夜逃げ屋本舗
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(4件)
- cyborg_she_loves
2.0点
公開25年後に見たら、さすがに古いですね。映画自体が悪いわけではありませんが、時の流れのさけられない結果として、今後見る価値はもうなくなったと思います。 自分たちを「プロ」だとしきりに自称しているくせに、実際やってることは、夜逃げ会社社長自身が素顔をさらしながら何十人ものヤクザたちの目の前で客を連れ出すこと、なんていうのは、どんなにひいき目に見たって、こんなやり方で「夜逃げ」が成功するわけがないでしょう。 こいつのパロディとして作られた「恨み屋本舗」の方が、まだもう少しましです。あちらも「ありえない」話な点は同じですが、それでもこれに比べたらはるかにリアリティを持たせている。 一般人のあまり知らない法律知識を教えてくれるハウ・トゥー映画、とよく言われますが、この映画自身で大竹しのぶが言ってるように、30年もたてば法律の常識は根底から変わります。今そういう目的でこの映画を見ても、得るものはたいしてありません。 一家4人で夜逃げする代金が20万円、プラス運送費用が20万円、計40万円そこそこで借金地獄から夜逃げできる、という最初の話は、この時代と今との金銭感覚のちがいに思わず笑ってしまいました。 そういうこと全部に目をつむって、ああこんな時代もあったんだなあ、と懐かしみつつ、軽い笑いをあちこちで楽しむ、という程度のものとしてなら、見ても悪くはないでしょうが。
- jackal1979
3.0点
1992年にカード破産が社会問題化していることからか、その辺をコメディタッチで扱っている。 準禁治産者が戸籍にのったり、旧破産法であったりと当時の破産者に対するイメージがわかるのが興味深い。 基本的にコメディタッチなので何も考えずに観られるけども、最後の夜逃げはちょっとやりすぎ感が否めない。
- yok********
2.0点
頭がお固いモードの時にみちゃったかな。 夜逃げ屋という職業の筋が通ってないし、見せ場らしいものが一つも なく、びっくりするほどあっさり。 もうちょっと、ミッションインポッシブル的な盛り上がりがあった かと思ったけど。 でも、得意げに、カンゴールのハンチングを職場でかぶる高木美保。 夜逃げ話のエンドロールで恋する気持ちをPOPに歌い上げるKAN。 この時代のトンチンカンさの味わいは、決して作り物では真似できず、 貴重な面白さ。
- syu********
3.0点
映画・NTV系列連続テレビドラマ。93年「夜逃げ屋本舗2」、94年「大夜逃 夜逃げ屋本舗3」と立て続けに劇場公開のヒットを飛ばし、99年にはテレビドラマにまでなった夜逃げ屋シリーズの記念すべき第1作。 見応え充分の「HOW TO」的な社会派コメディーに仕上がっている。興味を引かれたのは、 需要と供給の原理では過疎地が夜逃げ先という事。暗示的だった。 「金融界の流れが時代の文化の一部になった時には、その流れは終わりに近い」と云う。
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