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ドラえもん のび太と雲の王国 (1992)

監督
芝山努
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4.22 / 評価:210件

国から世界へ取り巻く環境保護と核保有問題

  • pas***** さん
  • 2020年9月27日 22時37分
  • 閲覧数 191
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

以下ネタバレ含みます。
今コロナ禍の世界中における喫緊の課題が凝縮に詰まれた内容となっています。
高度成長期を経て、先進国となった日本。世界も戦後先進国となり、資本主義が主流となっていきます。
それに伴い、株式会社が沢山生まれ、国を作り上げるために企業は一生懸命に貢献しています。
その反面、核開発、保有問題、自然破壊という代償を作り、今も地球への環境ダメージは与え続けています。
ドラえもんは雲の王国という夢で平和な国を作り上げましたが、雲戻しガスという天上人の住む世界をぶち壊す恐ろしい兵器も作って保有してました。
いわゆるこれが現実でいうなれば、核兵器です。
たまたま天上人が絶滅保護危惧種を天上世界へ掬い上げると同時に、代表的な悪として登場する密猟者4人も紛れました。
その結果、のび太が装備していた絶対的力を持つ王冠を彼らに奪われ、天上人の太陽光エネルギー州を破壊され、その結果ドラえもんは全ての責任を取ろうとして、ガスタンクに突っ込み、雲の王国を崩壊させ、一度命を落とします。
それまでにドラえもんとのび太が助け出した絶滅危惧種の動物やキー坊、ドンジャラ村のホイが彼らの恩返しに、ノア計画を中止させました。

のび太が被っている王冠は絶対的権力を示す、いわば民主主義とは反対の共産主義です。
民意が反映されない証です。
どうにか天上人と地上人で話し合いをやめ、ノア計画をやめさせることはできないかというのは、いわゆる核保有を巡っての世界各国の経済、外交策を示唆しています。
核兵器を使えば世界は滅びる。
そうさせないように対話が大切であるということです。
それができなくさせたのは、破壊という悪の心を持った人間の心によるもの。
スネ夫がそんな使わないものを作るなよという場面がありますが、まさに核兵器のことを示すものです。

また、ドラえもんとのび太、しずかは環境つまり植物や動物と共存している味方、天上人の良き理解者であり、それに対し、ジャイアンとスネ夫は俗に言う環境保護まで考えない自分の世界だけで満足している一般的な人間と描かれていると思いました。

自然と共存し、核兵器を持たない地球を作ろうという壮大なメッセージです。
まさにSDGSの象徴であります。

今の全世界における政府、企業、国民への緊急課題を問題提起しています。
色々考えさせられる内容です。
コロナ禍を乗り越え、地球を守っていく意識を作っていきましょう。

また、水害で被害に遭われた方は閲覧に注意してください。

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