ひかりごけ
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(6件)
- お茶
3.0点
ラストの裁判になって突然ポエミー??なのりになってしまった主人公さん。 さすが三国さん、もう顔だけで怪人なみの不気味さですね。 ずっと観たかった作品がU-NEXTで発見できて嬉しかったです。 結局どんな問題提起をしているのか、校長先生がなぜあそこまでのめり込んでいるのかよく分かりませんでしたが、興味深い作品でした。 人肉を喰うか喰わないか究極の選択、自分ならどうするだろうか? 飢餓という経験はまず想像できない苦しみでしょうから、その時になってみないと分からないですね。 喰わずにあっさり死ねたら苦しみも長引かないでしょうけど、なかなかあっさりは死ねないでしょうから、本当に想像を絶する苦しみなんでしょうね。
- すけきよ
3.0点
ネタバレ後半突然シュールになります。
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5.0点
ネタバレ限界状況が強いるもの
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3.0点
社会派の熊井啓監督の作品であり、あの三國連太郎氏が主演していることもあり、かなりの期待を持って見ました。 残念ながら、『帝銀事件』ほどの衝撃を感じることはありませんでした。 前半は極限状態の中で、人肉食にいたる狂気が舞台劇のような静謐さの中で描かれています。 特に「普通の人間」を演じた田中邦衛と人肉食の狂気を演じた三國連太郎が素晴らしいと思いました。 そのまま、どこかの舞台にかけてもいいのではないかと思えるほど。 逆に言えば、映像としての迫力はいまひとつでしたし、ひかりごけの演出はあの時代の技術からしても、効果的とはいいがたいものでした。 さて、前半の洞窟の中での葛藤の場面から一転して、後半の法廷の場面は、『海と毒薬』と同じように、監督、熊井啓氏の意図が強く感じられます。 原作を読んでいないので分からないのですが、後半の法廷場面における人肉食が魯迅の『狂人日記』のような寓意を持って扱われるべきもののような気がしました。 つまり、意図せずして人を死に至らしめることが人肉食ではないか。 魯迅がかつて「かつて人肉を食ったことのないものなどいるだろうか。」と言ったように、罪を犯さぬものなどいないと言っているように思えたのです。 だからこそ、検事の周りにもひかりごけのような光が生じ、裁判官にも、弁護士にも、そして傍聴人を含むすべての人を緑色の光が包むことになったのではないでしょうか。 ですから、ここで主人公が、天皇まで持ち出し、国家犯罪としての戦争に言及しようとした時、牽強付会の感を免れ得なかったのです。 この物語で描かれるべきは社会犯罪ではなく、人間の原罪ではないでしょうか。 この描き方が、『海と毒薬』同様、原作の意図しているものから逸脱してしまっているように思えるのです。 社会派であるがために、狙いどころがずれてしまったような気がします。 それにしても、無表情に人肉を食らうさまを演ずる三國連太郎には鬼気迫るものを感じました。 ところで、この原作、もともとは戯曲形式の小説だったようですね。 どうりで、前半が舞台のような雰囲気なのもうなずけます。
- goo********
3.0点
食べる?どうする? 食べなきゃ死ぬよ? 帰れないよ? こいつと同じ運命だよ? って映画。 でも「自分だったら食べれるか」とはならない映画。 彼らは「生きて帰らないと殺される」って恐怖があった環境だし 「別に、まずいもん食べてまで生きたくない」 って環境の自分とか重ねられない。 しゃべり方も古すぎてなまりが強くて なかなか入り込めない。 いまとかさねられない。 「鬼畜殺人」とか 宮崎勤関係を求めてみても 期待はずれだとおもう。 「いまの環境」でやったのがみたい。 きょう、クジラベーコンを初めて食べたけど 一枚で降参。 「高いから」とか 「おなか減ってるから」とかで 食べれるわけじゃない。 もう一生食べない。 でも人食映画って少ないからね
スタッフ・キャスト
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