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機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光 (1992)

監督
今西隆志
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  • みたログ 286

3.15 / 評価:80件

ガンダムを忘れるガンダム でもガンダム

  • sak******** さん
  • 2015年3月7日 23時42分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ガンダム世界でやるのではなく「これは独立した話で作ってもよかったのでは??」と思ったほど好きな作品。

それでいながら初作のリスペクトが半端なく現れている。伝統の「コロニー落とし」や2枚岩の「ソーラーシステム」など。
コロニーとコロニーを衝突させ地球の引力軌道に乗せる展開やジオン残党の不覚など、とくにコロニーが阻止限界点を超えて地球に落ちようとするシーンの演出のタメには鳥肌が立った。

作画の質の高さにも舌を巻いた。私的にもキツいキャラクター画が好きなので、初作は置いといて、たぶん「ガンダムでないガンダム」のような実感が得られる作品。

本作は終盤のストーリーやヒロインの変貌に結構批判が多くみられる。
(1)まずヒロインのニナ・パープルトンに関して。私的に彼女は「添え物」的な人物としか考えてなく、ここは何も意識せずパスして観ていた。
(2)問題は終盤のストーリー。もともとガンダムは「ガンダム」「逆襲のシャア」しか観ておらず、阻止限界点を超えて落ちた後からの展開は確かにわからなかった。これは単に「続編のガンダム観てないから解らないのかな??」と思ったのだが、方々の批判を聞くと、どうやらそうではないらしい。

ニュータイプを介しない今西隆志監督の意図も個人的に賛同できる。ただベースがやはり「ガンダム」だっただけに、先にも述べたがこの世界観は別のオリジナルストーリーで展開しても面白い...と強く思った。
アナベル・ガトーにだけフォーカスすると、かなりガンダムとはかけ離れた嗜好で観ていることにも気づく。

「ガンダムでやるからには、ガンダムでなければいけない」と思うと、本作は多分「ガンダムになりきれなかったガンダム」のように思われても不思議ない。
それでもこれだけ本作が好きになれたのは「実はガンダム世界が苦手(一部)だったのかも・・・」という錯覚もさせられた。

最近になって「ユニコーン」を観たが、本作はたぶん「ユニコーン」の脚本の部分的なベースにもなってると伺える。

今西隆志監督が好きになり、他作を観たくなった。今後の作品にも注目してみたい。

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