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機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光

yad********

3.0

滅びの美学

第08小隊シリーズは内容がクソとこき下ろしましたが、 この『0083・STARDUST MEMORY』は・・・ ヒロインのニナ・パープルトンがクソです(苦笑) よくぞここまでキモいキャラに設定できるもんだ! OVAの全13話ぶんを二時間のダイジェストに纏めたのが この『0083・ジオンの残光』ですが、編集が下手なのか、 一度全部を見ているのに、ストーリーがよく飲み込めません。。。 ニナがストーリーテラーとしてナレショーンしながら進みます。 これだけでもムカつくし(笑) とは言え、一年戦争終結からZガンダムが始まるまでを繋ぐ ブリッジストーリーなので、Zの予習としての価値はあります。 OVAでもこの劇場版でも、とりあえずは観るべし! あ、そうそう、以下のネタバレのレビューの中に「主役級の脇役たち」 と書いてあるのですが、この作品の魅力はまさに、これです! それとすでに『STARDUST MEMORY』でレビューされていますが、 映像の美しさはガンダムシリーズ中、最高レベルです。 そして、MSのメカニカルデザインも大変素晴らしいです。 どのMSも兎に角、カッコイイです。ただし、デンドロビウムは除きます(笑) つまり、魅力的なキャラクター達がカッコイイMSを操るのを、美しい作画で見れるのだ♪ 重ねまして、とりあえずは此処を、観るべし! ガトーは勿論のこと、デラーズ閣下もシーマ率いる海兵隊の連中も、そして名も無きジオン軍パイロット達にいたるまで、デラーズ・フリートの面々は皆、魅力的です。 劇場版では未登場ですが、アフリカ戦線の生き残り部隊を率いるビッター少将もシブイ! ただ、これら面々の、大袈裟な言い回しや、感傷的な台詞が多いのが気になるけど。 しかし僕が一番好きなキャラは、連邦軍側のテスト・パイロット指揮官のサウス・バニング! 渋いオヤジ・キャラはジオン側の専売特許でしたが、このバニング大尉は頭一つ抜けて渋いです。 「お前ら(新人パイロットたち)をやらせはせんよ(戦死させはしない)、だから俺がいる」 この「だから俺がいる」は名台詞として有名です。 しかし、この劇場版には無かったよ(滝涙) また友軍のベテランパイロットから「バニングのスケベ野郎、うんぬん」みたいな台詞もありました。単にからかわれているだけなのかと思いきや、本当にスケベ野郎の一瞬がありました(笑) これも劇場版ではカット・・・ 仕方が無い・・・渋いオヤジ萌えの方々は、OVAを観るべし! 以下、ネタバレします。 驚きの新事実発覚の後について触れてます。。。 が、はっきり言ってこれこそ無駄な展開で、すべてを台無しにしてしまっています。 多分ほとんどの人が感情移入できないキャラである主演二人のことなので、 以下を読んでも問題無いと思いますが、 一応、核心部分は伏せてますが、念のためにご注意下さい。 ===以下、ネタバレ注意=== そう、ニナ・パープルトンこそ、全ガンダム中で一番のビッチです。 異論は、認めます(笑) 最初からいけ好かないキャラでしたが、終盤での言動・・・ そして・・・ ラストシーンの笑顔・・・をぃ!笑うか?!!! 裏切って元カレに乗り換えたけど、ヤツは死んじゃったし、仕方ないから戻ってきたよ♪ ってか? ウラキ・・・お前も笑うんかい!!!お前、見捨てられたんだぞ!良いのかそれで? 宇宙世紀で一番のバカップル誕生です! こやつらのせいで、どっ白けになってしまい、本来なら主役を張れる魅力的な登場人物たちが、 脇役にまわって、しかも、ことごとく魅力を生かせず無駄死にです。。。 この劇場版は実は、OVAの終結を待たずに公開されました。 劇場版では省略されていた上記のラストシーンを、 OVAで初めて見ることになるのですが、ファンからは酷評の嵐、大激怒! さんざん「観るべし」と煽っておきながら、このラストは許せません。。。

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