ここから本文です

死んでもいい (1992)

監督
石井隆
  • みたいムービー 17
  • みたログ 177

3.96 / 評価:46件

ウシロメタイカラ モエルンデス

  • パンダの鑑賞 さん
  • 2009年4月19日 15時41分
  • 閲覧数 916
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ホラー映画なみの執着心が息苦しい映画。
名美の『ちがうの~!ちがうのよ~!』の叫びが耳障りながら、
人間って窮地に立たされると、意味を成さない言葉を叫び続けちゃうかもね。

90年代の映画。
名美は、当時の理想的な女性像なのでしょうか?

名美の余りにも意思の弱いフラフラ感がどうしても好きになれない。
異性が見ると『ほっとけない』って感じが魅力なのか?
絶対に同姓からは嫌われるタイプNo1は確実でしょう。
そんな女を演じきった大竹しのぶには圧巻!さすがです!

結婚しても恋心を抱くことはあるだろうし、
反対に抱かれることもあるのが人生。

若さが暴走する信と、自己意思が希薄な名美が出した答え。
絶望的だけど、必然な結果かもね。

同時に二人の人は愛せない。
それを解りながらも、苦悩する姿を見せる名美。
結論さえも周囲に委ねるかのような受けの姿勢を覗かせる名美。
うぁ!この女ツワモノやなぁ~。当事者なのに、ここまでしたたかに傍観姿勢とるとはね~思っていた矢先・・・
追い討ちをかける台詞。

『タクシー飛ばしても5時か・・・言い訳考えなきゃ』

悩める女心話して涙流して数分後に、なんちゅー思考の変換(@@)
こんな女心の深さ、
若さで暴走する信には、到底理解不可能でしょうね。
でも私はね、このシーンで名美との距離がグググっと初めて近づいちゃった。

・・・男には理解し難い、女の魔性心。

ラストの解釈は見る人によってバラバラでしょうね。

幸福感なのか、
虚無感なのか、
脅迫感なのか、
肯定感なのか、

きっと、観るときの感情や、年齢で解釈が変わってくると思う。

今の私の解釈は、
旦那無き(亡き)今、信を本能から愛する事が出来なくなってしまったんじゃないかと思う。
物理的に愛する事で虚無感を埋めるしか無い自分に、
いつしか第2の信と出会う自分を夢想するようになるのではないだろうか。


また数年後、観かえした時の自分の感想を楽しみにするとしようかね(^^)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 不気味
  • 絶望的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ