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愛について、東京 (1993)

監督
柳町光男
  • みたいムービー 2
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4.00 / 評価:4件

日中韓映画。ほぼ傑作。

  • hsa***** さん
  • 2019年9月6日 1時24分
  • 閲覧数 55
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    • 総合評価
    • ★★★★★

スランプ時の作品として、ほとんど見る人も無いこの作品が途方もなく重要な作品だということに、まだ日本人は気がついていない。
牛のと畜シーンから始まるこの映画は、人間の原罪のひとつである殺生を指摘する。
そして中国人コミュニティを中心に日本育ちの中国人、在日韓国人、ちと怪しい日本人が登場する。
そのなかでしたたかに生きると同時に金のために魂を売る人物が描かれる。
自由と民主主義が売りの日本だが、日本が尊敬の対象になることはない。
その事を指摘して反日映画と見ることは愚かなことだ。
反日嫌韓嫌中といったプロパガンダは愚かさの極みだ。
この韓国人がキライだ、この中国人がキライだ、というのはこの日本人がキライだ、と同じようにあるだろう。
それを韓国人がキライだ、中国人がキライだ、日本人がキライだと全否定しまっては鬼畜米英と同じく、やはりアホの極みだ。
国際化、グローバル化が意識されだした時期にこうした作品を作っていた柳町監督のセンスは素晴らしい。
反応出来なかったジャーナリズム、映画評論家、観客は恥ずべきだ。
日中韓問題という長い間アクチュアルであり続けている問題につっこんだ柳町監督はエライ。
また、エドワードヤンやホウシャオシェンとの同時代性、ブレッソンぽい感じも興味深い。
この後、中国は経済大国にのしあがり、韓国はアジアのエンタメ界を制すのだが、1993年に予想できた人がいたのだろうか。

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