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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) (1993)

監督
芝山努
  • みたいムービー 14
  • みたログ 774

4.07 / 評価:165件

パターン打破がどう出たか

  • toy***** さん
  • 2018年9月14日 9時28分
  • 閲覧数 1055
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

初期作品のように日常から非日常へ徐々にスライドしていくという形ではなく、唐突に非日常に入るという形。

ドラ映画シリーズの中ではこの辺りの作品は中期群になります。
初期に名作を連発したために、この頃はパターン打破というテーマがあった感じがします。しかし流れとしてはやはり不自然な感じになるか。筋、作画ともにやや雑になった印象。

序盤の異空間の中で孤立する不気味さ。SF短編的で、これはF先生の真骨頂ですね。

ドラ故障は前作に引き続き。この辺もパターン打破。漫画という枠を飛び越えて子どもたちにリアリティと課題を突き付けています。ドラえもんという漫画が作者の手から離れた瞬間でしょうか。

人間対ロボットの戦いの背景にあるものは非常にシビア。しかし所々コミカルに落とす所がさすが。見る子どもを完全な恐怖には陥れない配慮がされていると思いました。戦いの決着もロボットが壊れて踊り出すというお笑いのオチで平和だなと。

どうなるんだろうどうなるんだろうという最後の最後で、映画館に子どもたちの笑い声が響いたことでしょう。

声について。
ドラえもんの背後に見えるのが完全に人の好いおばさんで、母性が溢れていましたね。完全に大山さんのものになったなという感じがします。キャラ以上に大山さんが前に出すぎている印象がありましたが、ここまでの功績を考えればいいじゃないのと。

著作『ぼく、ドラえもんでした』を読みましたが、アニメドラえもんという作品自体が特に大山さん小原さん野村さんの三女性によって引っ張られた自覚的な子育てストーリーであったのだなと。大山ドラで育った自分は幸せでした。

詳細評価

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