あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(45件)
- arl********
4.0点
原作がいいので面白い映画なんだと思う。ただ映画としては「アレックの悪さ」が中途半端だったと思う。テスがとことん憎むような奴にしないとね。 ナスターシャ・キンスキーの美しさが際立った映画ですね。
- shoko
4.0点
とにかくナスターシャ・キンスキーが美しい。 まさに絶世の美少女。 ロリコンのポランスキー監督が、彼女が15歳のころからつきあっていたことなど、つい思い浮かべてしまいます。 19世紀末のイギリスの暮らしが詳細に映され、興味深い。 特に労働や田舎の人々の描写が。 でもストーンヘンジまででてくるのに、あまりイギリスっぽくないなぁと思ったら、フランスで撮影されたのですね。 それでも絵画のような美しさはピカイチで、アカデミーの撮影賞、衣装デザイン賞、美術賞を受賞しているのも納得です。 ストーリーは、みなさん思うかもしれませんが、過去のことなんか、言わなきゃいいのに、です。 自分の心の重荷かもしれないけれど、本当に相手のことを思うなら、こんな秘密は墓場までもっていかなきゃならない。 それを聞いたエンジェルも、あの対応はないよ。 でももちろん時代やキリスト教の倫理観を考慮して考えると、このようになったことも理解できます。 かわってテスを手込めにしたダーヴァヴィル家の息子、アレックはそこまで悪人ではないので、テスのまっすぐさとか、いろいろな運命のいたずらで、こういう悲劇となってしまったのですよね。 これがあの有名な「テス」かぁ、と見ることができよかったのですが、残念ながら大絶賛できないのは、上映時間が恐ろしくながいこと。 3時間と知っていたら、夜遅くにみなかったのに。 終わった時、実はちょっとほっとしてしまったのですが、もしかしたら原作を読むとこの作品の深さがよくわかるかもしれません。 いつか機会があったら原作本も読んで、眠くない時に、再チャレンジしてみたい映画です。 今の時点では4つ星進呈。
- pri********
5.0点
若い頃のナスターシャ・キンスキーの美しさは神々しいと言っても過言ではないでしょう。 その後は、あまり作品に恵まれず小作品が多くなっていきます。 パリテキサスも名作ですが、あまり彼女の出演場面は少ないですから。 これほど存在感がある女優はそういないと思うのですが。 美しくも切なく悲しいストーリーです。
- kaz********
2.0点
ナターシャキンスキー扮するテスは相当な美貌の持主。この映画は、その外見を最大限に活用し文芸作品の映画化を狙ったものであると思われる。しかし、私にはこの作品は長かった。そして、あらすじはくだらなかった。極めつけは、全くおもしろくないこと。おそらく外見が美貌という理由で惚れ込む二人の男たち。この男たちに全くいいところがないのが残念。くだらん男たちなのだ。英国の田園風景をたくさん映し出していたが、そんなもんではわりに合わんほど、もう一つな作品であった。
- par********
5.0点
ナスターシャ・キンスキーが美しい。僕がいままでにみたどの映画の女優よりも美しかった。 近世に生きる女性の息苦しさを見事に映像化していたと思う。それが過剰に重苦しくならないのは撮影の美しさによるものだろう。豊かな自然だけではなく、貧しい農家の暮らしも丁寧に写すことで、当時の生活することの過酷さが知れそして力強く生きるテスの生き方に心が揺さぶられる。 いま観るとエンジェルの冷たさが目に付くが、最後に純愛にたどり着く物語は感動的だ。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第53回
LA批評家協会賞第6回
NY批評家協会賞第46回
ゴールデン・グローブ第38回