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四十七人の刺客

koy******

3.0

討ち入りシーンが完全にダメダメ

2時間に忠臣蔵を詰め込んでいるので、人間ドラマを描けないのはある程度仕方ないとしても、 肝心の討ち入りシーンが全然血沸き肉踊らないので、やはり映画としてはダメなんだと思う。 吉良邸に色々仕掛けがあるのも逆に萎える。 もっとシンプルな作りにして、生身の殺陣が見たかった。 弓矢隊がいるのに矢が一本も飛ばないとか、弓をいじってた中村敦夫が弓を使わないとか、時間をかけて一人だけ相手にしてるとか、突っ込みどころは多々あり。 討ち入りシーンではないが、大石(高倉健)が弓を引いてお見事とか、いや、それ全然引けてませんから(自分は弓道経験者)。 いちばんのミスキャストは大石主税役の尾上丑之助だろう。いかにも古臭い歌舞伎顔で健さんの息子には見えない。ここは売出し中の若手アイドルの方がよかったのではないか。 健さんと宮沢りえのラブロマンスも歳が離れすぎて見ていて気持ちが悪い。 大石役が実物と同じ40代とかならまだよかったんだけどね。 せっかくの忠臣蔵なのに、こんな風になるなんて、ちょっともったいない。 健さんの出る映画って、もしかして名作なしなのかな?

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