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アンネの日記 The Diary of Anne Frank (1995)

監督
永丘昭典
  • みたいムービー 8
  • みたログ 48

3.83 / 評価:12件

静かな日常-その果ての悲劇と希望

  • gabeotto さん
  • 2008年7月31日 18時56分
  • 閲覧数 438
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

劇場公開当時、私は15歳だった。
自分と同い年の少女が傷つき、涙し、怒り、笑い、喜び、恋し、
そしてその未来を摘み取られていったさまに、私もまた涙した。
アンネの物語もその最期も、知識としては知っていたはずなのに。
あれから時が経ち、期せずして再びこの作品を目にした。
色褪せることなく美しい映像の中で、アンネは再び活き活きと
笑いながら、そこに居た。

物語は、戦争の悲惨さや残虐性を殆ど直接的には描かず、
一少女の思春期の多感な時期と変化に乏しい日常を、
坦々と描く。
物音一つ立てられぬ隠れ家の生活。抑圧された日々。
それでも、少女の精神は伸びやかで自由だ。
やがて彼女達に訪れる残酷な運命。
残された日記は語る。
「ただ一名を除いて、誰も帰ってこなかった。
今でも世界は争いに満ち溢れている。
--それでも、私は絶望してはいない」 と。
あの時代に生まれ、生き、そして死んでいった少女の物語は
確かに悲劇的だが、見終わった後、一縷の希望を見出せる、
そんな作品。
大人になってから、再び見ることができて良かった。

美しいアムステルダムの情景、ピアノの旋律と主題歌が際立ち、
静かながらとても美しい作品だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 切ない
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