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新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争

per********

3.0

ナイフみたいにとがった凶器のような変態心

三池監督の強烈な劇場デビュー作。 黒社会3部作の第一作でもある。 タブーなんてもろともしない過激さに加えて 容赦なくメチャクチャなバカバカしさが加わるのが 三池監督の大好きなところなのだが、 このデビュー作では、 ひたすらに攻撃的な過激さばかりが目立つ。 バカは控えめで、結構シリアス調だ。 それにしても めちゃくちゃ「嫌~な」影像の詰め合わせ。 ホモの生々しい○○○○○シーン。 直視に耐えられないスカトロシーン。 臓器売買の様子までもが出てくる。 一般映画のみならず AVの世界の中でも 相当に変態の部類だろう。 黒いぞ、黒すぎるぞ。 暗黒の世界だ。 監督の内側に長年鬱積した負のエネルギーを 勢いよく噴出させた感じ。 未成熟でカチカチの青いリンゴというか。 ナイフみたいにとがっては触るものみな傷ける 感じだ。 勢いと非凡さは鮮烈に出ているが、 まだエンターテイナーとしての余裕は感じられない。 とくかく退屈で刺激に飢えている人にはお奨めだが、 普通の人は絶対に近寄ってはいけない。

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