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Shall we ダンス? (1996)

監督
周防正行
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4.02 / 評価:817件

ダンスの魅力に惹かれていく人間たち

  • 仙台っ子 さん
  • 2011年9月9日 16時26分
  • 閲覧数 852
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

主人公の中年サラリーマンが飛び込んだ、社交ダンスという世界。
そこは、敷居の高い未知の場所であり、世間から蔑みの目で見られる場所であり、自分を解き放つことができる非日常世界でもある。

本作の中心にあるのは、間違いなくダンスだ。
そのダンスが持つ魅力に惹かれて、人間たちの感情や思考がどんどん変化していく。

その“人間たち”には劇中の人物だけではなく、我々観客たちも含まれている。
主役でも脇役でも、誰もがそこにただ配置されているだけでなく、1人1人のドラマがある。だからこそ、周防監督の作品はこんなにも面白いのだろう。

周防正行は、どんな人間にも愛情を注ぐことができる人であり、物事の本質や魅力を見抜く能力に長けた人だと思う。
本作でも、ダンスの魅力を的確に実感させることに成功しているからこそ、登場人物の気持ちがダンスに集約されていく展開をすんなり受け入れ、そこからカタルシスを感じることができるのだろう。

社交ダンスというのは、相手がいてこそ初めて成立するものだ。
自分1人がどんなに技術的に優れていようが、相手と心身を同調させるように努めなければ、決して上手いダンスは作り上げられない。
そこが大きなポイントだと思う。

だからこそ、相手を理解し、自分の傲慢さを反省し、いいモノを共同で築こうとする。
それは何もダンス界だけの話ではない。
家庭であったり、職場であったり、それは世の中を円滑に生きていくために必要なことだろう。

ダンスを通じて、大人たちが成長していく姿。
そこに普遍的な感動がある。

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物語
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