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トキワ荘の青春 (1996)

監督
市川準
  • みたいムービー 39
  • みたログ 342

2.94 / 評価:133件

いつの時代も大切なこと。

  • amaterasulover* さん
  • 2010年3月6日 17時15分
  • 閲覧数 794
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

時々、狭くて風呂もないアパートに住みたいと
思うことがある。
近くに川があって、
天気の良い日は川っぺりをブラブラして、
カランカランと、近くの喫茶店のドアを開けて
シンプルなコーヒーを飲んだりする。
そして、そのアパートには、
いろいろなキャラクターの人達がいる。
時々夜集まって、安い酒を飲みながら
それぞれの夢を語ったりする。

なぜ、そんな生活をしたいな。。と思うかと言えば、
僕にもそんな、経験があるからに他ならない。

自分の進みたい道が決まってからの
このトキワ荘のような半合宿のような生活は、
物質的には全く豊かでは無かったけれど、
心や夢を強く広く深く育んでくれた。

多様な価値観を持って、個々を尊重する。
でも言いたいことは言い合う。
若い頃、そんな、友人達と一時期、一緒に過ごした。

いろいろな人と出会って、触発され、支えられ、
時には貶され、なじられ、笑って泣いて悲しんで苦しんで
今の自分がいる。

自分の道を歩いている間に出会った、素晴らしい人達。
もう、どこにいるのか分からない人もいるけれど、
ホントに宝です。

笑いも悲しみも苦しみも全て、
自分が成長するためのチャンス、
自分でも気づいていない才能や
未来への適応力を
目覚めさせるチャンス。

大人になってからでは、
なかなか出合えないチャンス。

そして、寺田氏のように、そこそこ認められ、
自分の世界観を確立したといえども、
そして、どんなに、前向きに生きていたって、
世の中の価値と自分の価値が合わなければ、
自ら、マンガを諦め、筆を折ることもあるだろうとは思います。

でもね、僕は思います。
金儲けをしたいとか、世の中を動かしたいとか、
人々に何らかの影響を与えたいとかではなく、、。
もし、芸術家タイプであるのなら、
もしくは、自分の造るものがホントに好きなのであれば、
どんなに世の中と価値観がずれていても、
やり続けるべきだと。
評価されるされないを気にするべきではない。

そう思う。

いろいろな才能が開花したり、
いろいろな人がいた方が、
世の中は楽しいと思いませんか?

大げさでもなく、人類の発展や楽しさは、
そんな人たちに支えられているんだと思う。


市川監督の映画は、
雨の日にまったりと観るのが好きです。

間や時間が長くて、
映画館ではたぶん僕も観れないと思うけど。笑。

最後のシーンがいいな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 知的
  • 切ない
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