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トキワ荘の青春 (1996)

監督
市川準
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3.00 / 評価:150件

うーん(^_^;)

  • kunimi yamaura さん
  • 2015年6月6日 23時02分
  • 閲覧数 434
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品の最大の欠点は、漫画にも、漫画家にも、歴史にもスポットが足りない点。

全部つまみ食いなのだ。だから、感動もしなければ興奮もない。見所といえば、トキワ荘や当時を再現したセットだけだ。あとは、私のように昭和初期歌謡曲が好きな人だけだ。

登場人物も前後・背景を描かず紹介も無く突然現れ、突然登場しなくなるので、誰が誰だか解り辛い。常に、この人だれ?状態だ。

森安の夜逃げ、学童社倒産、手塚治虫引っ越し、石森章太郎の姉、漫画の変遷、寺田の苦悩など、いくらでも膨らませて面白く出来そうな素材が沢山あるのに、それらを文字通りつまみ食いしただけになっている為、印象に残らない。だから、市川監督が何を描きたかったのか、さっぱり分からないのだ。

この作品には、前述した通り、昭和初期歌謡曲が沢山登場する。

主題歌にもなっており、作中何度も登場する、「胸の振り子」。霧島昇の昭和22年のヒット曲。他にも、灰田勝彦の「東京の屋根の下」・「燦めく星座」、平野愛子の「港の見える丘」、春日八郎の「別れの一本杉」、ペギー葉山の「ケセラ・セラ」、青山和子の「ガード下の靴みがき」などが流れる。これらの曲をわかってしまうのは職業病だろう。

胸の振り子は、歌手の間では、隠れた名曲として名高く、好きなファンも多い。私も大好きだ。一般的な知名度は皆無に等しいが、埋もれさせるには惜しい。

それにしても、歌の事しか書く事が無い。これは映画として破綻している。

市川監督最大の失敗作だろう。

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